≪コースタイム≫
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜沢泊、焚火、薮漕ぎと楽しさ一杯〜〜〜 |
好天気の三連休、スッタモンダの末、奥秩父まで出かけ、沢でテン泊して甲武信岳にと言うことに決まる。
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登山口、東沢山荘から10時30分に歩きはじめる。
林道から甲武信岳登山道を右に分け、薮中の踏み跡、渡渉を経て左岸の道を行く。
2時間程で入渓点「山の神の祠」に着き、沢靴に履き替え遡行開始。
右から「東の滑沢」左から「西の滑沢」が急峻なナメ滝で出会う。さらに釜ノ沢金山沢の二俣を確認して進むと間もなく豪快な魚留滝(12m)が現れる。
左岸のブッシュにつかまって登ると、今回最大の「千畳のナメ(写真)」と呼ばれる長さ50〜60mものナメ床が現れる。
傾斜の緩い一枚岩の上をサラサラと水の流れる様は予想以上の美しさだ。
大満足で進むも、そろそろ4時起き、5時間弱のドライブもあって足色も鈍る。
適当な場所を探して今宵のねぐらとする。
焚火をしながらの夕食、軽量化を申し合わせたはずなのになぜかビール、焼酎、日本酒、ウイスキーが出てきて野郎三人でも夜は華やぐ。
泊場や強者どもが夢の跡
二日目は歩いてすぐの今回随一の景観「両門の滝」(左右とも30m)をカメラに収め、迷い込みやすいとマヨイ沢もクリアー、ミズシ沢を左に最後の詰めに入る。
が、どうも様子がおかしい。
位置確認をするといつの間にかルートを左に間違ったよう。
協議して、降りて登り返すより薮をトラバースして甲武信小屋を目指すことにする。
トップB君の動物的勘のお陰で、僅か一時間のロスタイムでひょいと小屋脇の登山道に出る。
同行のY氏の言葉を借りれば「沢泊、焚火、薮漕ぎと楽しさ一杯」の山行を近丸新道を下山して終えることが出来ました。 |
千畳のナメ |
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両門の滝 |
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