会山行紀行文 2019年
6/13(木)
晴れ
(あわがだけ)
粟ヶ岳

1297m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
5名
(男性2名・女性3名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(5:30)=加茂第二水源地登山口(6:30)…3合目(7:15)…6合目(8:49)…7合目(9:19-9:30)…9合目(10:22)…粟ヶ岳山頂(10:44-12:00)…7合目(12:59)…登山口(15:14)=新津(16:00)
≪紀行文≫
〜〜〜今年も粟ヶ岳の姫サユリと出逢えました〜〜〜

 粟ヶ岳のヒメサユリの開花状況が気になり仲間を誘いヒメサユリ鑑賞に出かけてきました。昨年は14日に出かけ9合目より山頂にかけて満開のヒメサユリを見る事が出来ましたが今年はどうでしょうか?最近体力も気力も衰え又急ぐことも無いので朝早めに出かけ時間を掛けてヒメサユリを鑑賞しながらゆっくり歩く事にしました。

 大栃平で休憩していると男女2名が登ってきました。少しお話をすると言葉使いが地元の人では無いので何処からですかと尋ねたら滋賀県からだそうで昨日は浅草岳だったそうです。ヒメサユリの咲かない他県からヒメサユリを見に来るのですね。その点新潟の人は幸せですね。

 鎖場も越え6合目すぐ下で単独の女性に追い抜かれました。見た事の有る人なので声を掛けたら会友の藪山やラッセルの好きな健脚のSさんでした。
早朝の第二水源地 ハシゴ場 クサリ場

 7合目の小屋前で休憩、これから始まる急登に備えます。
 7合目を過ぎるとヒメサユリの花が少しずつ出てきました。昨年と比べると未だ蕾も多く咲き出したばかりです。
 8合目、9合目と急登ですが咲き出したヒメサユリを見ながらゆっくり登りますのでバテル事は有りません。
7合目の小屋前で休憩 今年初めて見る粟ヶ岳のヒメサユリ

 中峰に差し掛か頃下山する男性から声を掛けられました。健脚で有名な再入会のNさんでした。昨日高立山で会い一緒に下山した時明日仲間と粟ヶ岳に行くと言ったら俺も行くかなと言い加茂からだと2時間10分で登るので途中で追い越すぞと言われました。ここまで追い越されませんでしたがまさか山頂から下りて来るとは、話を聞くと慈光寺から白山、宝蔵山、権ノ神を越え粟ヶ岳に登り下りだそうで又慈光寺まで帰るそうです。
 粟ヶ岳から白山迄2度縦走した事が有り大変でしたのでそれを往復するとは驚きです。若い頃飯豊のダイグラから登り本山、御西、梅花皮を越え石転びを下り日帰りで周回したそうです。下山してきたSさんとNさんの歩き方は気違い見たいだねとお互い真似は出来ないねと笑いました。

 9合目からヒメサユリの1番綺麗な所なのに残念なことに蕾が多く綺麗に咲いたヒメサユリを見る事は出来ませんでした。

 山頂には知り合いも何人か居て少しお話をします。7ヶ月ぶりの粟ヶ岳少し疲れましたがでも今年も粟が岳のヒメサユリを見る事が出来まし。お昼休憩は未だ残雪の有る守門岳を見ながら1時間余り休憩しました。
7ヶ月ぶりの山頂 川内の山々 奥に御神楽岳 守門岳

 下山の頃は登の頃より開いたヒメサユリを見ながら小屋前で休憩します。
 下山します  朝より咲き出したヒメサユリ 
朝より咲き出したヒメサユリ 小屋前で休憩 粟庭を越えて

 その後クサリ場やロープの有る岩場やハシゴ場を登よの時よりも慎重に下り途中のブナの木陰で休みます。
クサリ場を下山 ロープの有る岩場を下山 ハシゴ場を下山

 前日の雨で濡れた所の有る登山道を2度ほど滑って転びましたが今年も粟ヶ岳に咲くヒメサユリを見る事が出来ました。
ブナの木陰で一休み 最後のハシゴ場も過ぎ 無事下山することが出来ました