会山行紀行文 2019年
6/2(日)
晴れ
(あさくさだけ)
八十里越・古道〜浅草岳

1854m
参加者 (紀行文) 1854 M/T
4名
(男性4名) (写真) 1854 M/T
≪コースタイム≫
登山口(8:00)…分岐(9:00)…最終目標地点(11:30-12:30)…登山口(14:40)
≪紀行文≫
〜〜〜長いドライブも報われて余りある一日になりました〜〜〜

 八十里越の古道から浅草岳に登る面白そうなルートがあると、よだれが出そうなお誘いを貰い、I氏にも声をかけ二つ返事で参加することになった。
 田子倉湖を半周して着いた浅草岳入叶津登山口には「八十里越・古道入口」とあり「この道は慶応四年(一八六八)長岡藩士とその家族、そして河井継之助が越えてきた峠道である。ここから沼ノ平にいたる登山道は天保十四年(一八四三)開削された八十里越・古道をそのまま利用している」の標柱が立っている。
 会津からは入り口であるが、長岡からは吉ガ平・鞍掛峠を超え、沼ノ平・入叶津にいたる最終ゴール地点ということである。

 地形が複雑で雨量によっては難所と化す小三本沢の渡渉等、特に残雪期には地元ガイド付でないとなかなか分け入れないと聞く。

 パソコン検索したレポートにも「テープが頼りで…」「ガイドなしでは…」「残雪に阻まれて…」とかなかなか手強そう。我々も気を引き締めて出発する。
 運が良かったのでしょう。残雪が少なく、好天にも恵まれ一応予定していた目標地点に昼前には到達できました。

 歴史を感じさせる沼のたたずまい、うっそうとしたブナの森、そして何よりもあまり人が入らないためか山菜(ウヅ・ワラビ・タラノメ・コシアブラ)が採り放題の御ほうびまで付いて、新潟からの3時間の長いドライブも報われて余りある一日になりました。
登山口の立て札 八十里越の説明 古道入口
収穫 サンカヨウ