会山行紀行文 2019年
5/26(日)
晴れ
(すもんだけ)
守門山開き

1537m
参加者 (紀行文) 1854 M/T
単独
(男性1名) (写真) 1854 M/T
≪コースタイム≫
登山口(7:00)…中津又岳…大岳(10:45-11:45)…登山口(2:50)
≪紀行文≫
〜〜〜山頂は別天地だった〜〜〜

 「雨晴」と書いてアバラセやアバラシと読むらしい。守門大岳入塩川ルートの魅力は100名山「雨飾」にも似た美しい響きの雨晴沢左岸の尾根に延々と続く「ブナ」の森だと思うのですが、何せ山頂まで保久礼登山口からの倍の時間を要し、20数か所の渡渉が敬遠されてか、普段訪れる人は少ない。
 しかし今日は好天の「山開き」。霊験新たかな「お札」が貰え、下山時には「トン汁」のサービスがあることから、早くも50台近い車が狭い駐車場からはみ出して停まっていました。私も何とか路肩に車を止め、7:00出発です。

 1時間程名物?の渡渉を繰り返し、三角点、 〆掛小屋を過ぎる頃からお目当ての見事なブナの森が続く。途中越後の山では良くお会いする加茂山岳会のO氏にバッタリ。「IリーダーやFF女史は元気?」と声をかけられる。

 雨晴清水で一息。名水を飲んで一登りで吉ガ平・網張山からの道と合流する。昨年計画して雨で流れたルートであるが又一段と藪化が進んでいるみたい。

 登り始めて3時間弱、「深沢の頭」(1260m)で一気に展望が開ける。目指す大岳から青雲、袴。その左に黒姫、烏帽子、そして粟が岳から矢筈に連なる河内の山々、更に御神楽と懐かしい山並みが広がる。

 「山頂まで50分」の標識が現れると最後の登りだ。さほど急登ではないのですが3時間歩いた体には意外と堪える。歳には逆らえない、急がず休まずだ。先ず中津又岳、そして10時45分大岳!!!  
締掛小屋 分岐点(合流点) ブナ林

 さすが名山の山開き。保久礼からも合流して山頂は数百の老若男女でにぎわう。神事が行われ、御神酒が振舞われる。
 この日北海道では39度が記録されたとかですがここは別天地です。

 ゆっくり休み御神酒もいただいてご機嫌な時を過ごしたのち、だれか知っている人がいたら保久礼に下山して送って貰おうと都合の良いことを考えて探すも誰にも会えず残念。覚悟を決めて来た道を3時間かけて下り、令和元年、年男記念の山行を終えました。 
頂きました 頂いたお札です