会山行紀行文 2019年
11/27(水)
曇り
(にしやまさんざん)
西山三山縦走

275m(高立山)
参加者 (紀行文) 2316 Y/M
No−162 グレード:C  40名
 担当リーダー 2195 M/I (男性15名・女性25名) (写真) 1866S/T 2195M/I
菩提寺山(248m)・高立山( 275m)・護摩堂山(274m)
≪コースタイム≫
田上駅(8:30)…護摩堂山登山口(8:50-9:00)…三角点(9:50)…護摩堂山展望台(10:10-10:20)…ツナギガヤコース…林道(10:46)
…境界尾根(11:10-11:20)…大平(11:45)…高立山(12:00-12:45)…代官沢…菩提寺山(13:50-13:55)…旧仏路…矢代田駅(15:10)
≪紀行文≫
〜〜〜晩秋の山を堪能しました〜〜〜

 予報は曇り 夕方に少し雨。 山行中降らないことを祈りつつ田上駅に向かう。
 田上駅で点呼等を済ませ、8:30護摩堂山登山口へ総勢40名の隊列で歩き出す。

 登山口で新人紹介とリーダーの説明を聞きスタートする。落ち葉を踏みしめるサクサクの音が心地良い。紅葉がまだ残っている中ゆっくりと登って行く。落葉したムラサキシキブの紫色が鮮やかだ。いくつかの急坂を越えて5合目東屋に到着。ここで水分補給し、右に折れ細い山道へ。
 
 落ち葉の下の根っこに気をつけながら三角点を目指す。滑りやすい。赤い実をつけたヤブコウジが所々に咲いている。 
 9:50三角点に着いたが大勢なのでワンタッチして護摩堂山展望台に向かう。
護摩堂山登山口 落ち葉を踏みしめ 護摩堂山三角点

 やせ尾根を下り登りを繰り返し、少し汗ばんできたところで展望台に着いた。大きなもみじの木の赤と黄のコントラストが素晴らしい。
赤と黄のコントラストが素晴らしい 展望台から遠く角田山、弥彦山を望む 護摩堂城址の石碑

 10:20 茶屋の先からツナギガヤコースを下りる。カタクリ群生地を通り抜けるとむき出しの岩の上に濡れた落ち葉、滑りやすい急坂。地面に気をつけながらふと前を見ると高立山と大平山の冬枯れの始まりの色合いが柔らかく感じる。
 下り始めて20分位するとだんだん緩やかになり杉木立の中に入ると林道に出た。

 小さな橋を渡り、境界尾根コースで大平山に向かう。
 急坂を登りながらヤブコウジが多く咲いているのを見つける。アオキの緑と赤も濃くきれいだ。見上げるとタカノツメの黄色が目に優しい。

登りきったところで休憩して尾根道を歩く。多少のアップダウンを繰り返し大平山に到着。
 炊飯器の中釜を利用した鐘を鳴らし高立山に向かう。

枯葉のサクサク感とヒンヤリした空気が気持ち良い。緩やかな尾根歩きで会話も弾む。

 12:00高立山到着。ここで昼食。 
 風も無く曇っているが視界が利く。菅名岳、白山、粟ケ岳…、反対側は弥彦山、角田山…。
大平山への急坂を登る 高立山山頂に到着し昼食休憩
高立山にて集合写真  1〜3班の皆さん 4〜5班の皆さん

 12:45高立山から菩提寺山へ向け出発。急下りを慎重に下り、濃い緑色の大きな竹が鬱蒼としている竹林を通り代官沢へ下りた。茗荷やミズなどの群生地の様だ。12回沢を渡って林道に出た。
 そして、ここから「雷コース」と呼ばれている急坂を登る。リーダーの「10分我慢したら後は天国」の掛け声で力が湧いてくる。ここもまだ紅葉が残っていてとてもきれいだ。急坂を踏んばる。汗がにじむ。「熱くなってきたね」の声が聞こえる。
 ほどなく平らな遊歩道に出た。 湯殿山の石碑を過ぎ、ゆっくり歩を進めると菩提寺山山頂に到着した。

 電車時刻に間に合わせるためにコース変更してぶどう園登山口から旧仏路に向かう。
 追立地蔵にお参りして山道を進むと今日最高のロケーションが待っていた。タカノツメの素晴らしい黄色のトンネルの中を歩く。サクサクと音をたてる落ち葉の道、淡い黄色、澄んだ空気、心が癒される。ツクバネも咲いていた。
小さな沢を幾度か渡り 菩提寺山山頂に到着 タカノツメの素晴らしい黄色のトンネル

 山道が終わり住宅街に出て駅に向かう。15:10解散地矢代田駅に着いた。

 メンバーの皆様方大変お世話になりました。計画して下さったリーダーに感謝いたします。ありがとうございました。