≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜滑り易いヘツリ道を歩き、急な岩場を一緒に登ってくれたメンバーに感謝〜〜〜 |
「149 御前ヶ遊窟〜井戸小屋山」が、申込者少数(7名)で会山行不成立となったため、同内容で“お誘い山行”を実施した。(当日1名キャンセルのため6名参加)
御前ヶ遊窟は、阿賀町(旧上川村)の奥・福島県境に近い岩山である。400m程のスラブで知られ、その昔、平維茂の奥方が隠れ住んだという岩窟がある。岩山特有の綺麗な紅葉が楽しめる。
クライミングシューズを使う人もいるが一般ルートであり、私たちは登山靴を使用した。
登り口のシジミ沢までは鍬沢に沿ってヘツリ道をたどる。 |
|
|
|
登山道入り口 |
鍬沢を渡渉 |
ブナ林の道 |
|
|
|
対岸の紅葉 |
岩塔が見えた |
シジミ沢取付地点の滝 |
シジミ沢を少し登ると、青空に聳える御前ヶ遊窟の全景が見えた。荒々しくスックと立った騎士を思わせる。昔と違い今は木々や草が生え、高度感はやや薄れている。 |
|
|
|
御前ヶ遊窟全景 |
紅葉の中を登る |
登る |
|
|
|
東京から来たという先行者達 |
思わずこぼれる笑み |
更に登る |
鎖を使い、岩角を掴み、灌木を分けて登ること80分、中間地点に到着。少し休憩を取った。
岩塔が間近に迫り迫力が増す。トラバース気味に登ると、岩に大きく空いた岩窟(御前ヶ遊窟)に到着した。 |
|
|
|
紅葉に埋もれて |
頼もしいLL |
岩を掴んで |
|
|
|
左の大岩が岩塔 |
御前ヶ遊窟到着 |
遊窟の中はこんな感じ |
遊窟からは左に巻いて尾根に出た。岩塔は目と鼻の距離にあるが5m程の岩を登らなければならない。細く狭い岩塔に立つと高所恐怖症の私はお尻がモゾモゾするが、他のメンバーは平気のようだ。
昼食を摂りながら十分景色を堪能し、井戸小屋山へと細尾根を進んだ。20分程の距離である。
井戸小屋山からの道は綺麗に整備され、一部急坂もあるが不安はない。植林された杉の林を過ぎると広く整備された立派な林道に出た。
たきがしら湿原に続く舗装道路を右折し、ゲートを通って下ること15分程で駐車場に着いた。 |
|
|
|
ソーケエ新道方面 |
下を見ると足がすくむ |
飯豊方面 |
|
|
|
満足の笑顔 |
井戸小屋山へ細尾根を |
井戸小屋山の三角点にタッチ |
|
|
|
|
裏から見た御前ヶ遊窟岩塔 |
金色の誘惑 |
夕日を背に受けて |
天候に恵まれ気持ちの良い一日だった。滑り易いヘツリ道を歩き、急な岩場を一緒に登ってくれたメンバーに感謝したい。 |
|