≪紀行文≫ |
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〜〜〜感動の山歩きでした、少し暑かったが。〜〜〜 |
数日前からの天気予報は良くなく“登山不適”と出ていた。前日になって何となく昼間は大丈夫との予想から実施に踏み切った。
≪8月5日≫
新潟駅を早朝4時に出発。登山口近くの大町付近からは北アルプス各山々の上部は厚い雲で覆われていた。
しかし、登山口の扇沢出合に来ると青空が広がり絶好の登山日和となっていた。
到着後、各自登山準備やストレッチを済ませ、入山届も済ませ出発となりました。 |
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歩いたルート(クリックで拡大) |
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登山口到着(柏原新道、扇沢出合) |
準備完了で注意事項説明 |
さあ!、長い道のりが待っています |
歩き始めて直ぐにつづら折りの急登になり、蒸し暑さで直ぐに汗だく状態になった。
時折木々の間から扇沢の駐車場や、針ノ木岳や蓮華岳が望め一時的に暑さを忘れるほどの歓声が上がった。 |
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直ぐに急登がはじまります。 |
木々の間から扇沢の駐車場や針ノ木岳が |
樹林が開けると素晴らしい展望 |
やがて木々に切れ間から遠く稜線に耐え池山荘の赤い屋根が観えてきたが、ここからがとても長い。「一枚岩」「石畳」付近では大きな石が重なりとても歩き辛く、「水平道」に差し掛かると数か所の崩落場所があり慎重な歩きが求められた。 |
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遠くの稜線に種池山荘が |
危険な崩落個所が数か所あり慎重に通過 |
「富士見坂」付近からまた急登になり、蒸し暑い樹林帯を登っていくと突然、行く手上前方に赤い屋根の“種池山荘”が観えてきた。
山荘では屋内のテーブルを拝借し昼食休憩をとった。私は涼しい風が流れる前庭で展望をおかずに昼食を頂いた。
山荘からこれから向かう“爺ヶ岳”が大きく迎えていた。 |
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漸く種池山荘が近くに見えてきました |
種池山荘到着(後方は爺ヶ岳) |
鳴沢岳岳への稜線を観ながら昼食休憩 |
昼食後、爺ヶ岳に向かうが徐々に傾斜を増すガレ場の登山道は結構キツかった。 |
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種池山荘を出発 |
爺ヶ岳への登り途中で振り返る |
爺ヶ山頂直下の急登 |
爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰と連なるが、登山道が明確な南峰、中峰を踏むことができた。
言うまでもないが山頂からの大展望は最高だった。
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爺ヶ岳南峰到着 |
爺ヶ岳中峰到着 |
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爺ヶ岳中峰からは北峰を巻きながら進みが決して楽な道ではなかった。
やがて、雲が切れ眼下に今夜の宿泊施設“冷池山荘”が観えてきたが、この道のりも結構なアップダウンが続く。 |
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爺ヶ岳中峰から下山開始 |
爺ヶ岳北峰巻道(後方が中峰、南峰) |
眼下に冷池山荘が(ここからが遠い) |
山荘直下の樹林帯を登りきると、ようやく冷池山荘に到着した。
早速、山荘の前にあるテラス(展望台)のテーブルを確保して楽しくミーティングとなった。
夕食も結構おかずがあり美味しく頂けた。 |
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冷池山荘到着 |
早速展望テラスで「カンパ〜イ!」 |
夕食(結構いい料理でした) |
夕食後は明日の早朝出発を考慮されたのかメンバーは早々に眠りに入った。 |
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≪8月6日≫
朝4時、宿製の弁当を頂き、山荘の前に集合。
空は徐々に明け行くものの足元が不安定なのでヘッデン装着で出発した。
見晴らしの良い稜線に出ると東の空が美しくオレンジ色に輝き、ご来光が近いことを教えてくれた。 |
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山荘の明かりのもとで登山準備 |
ヘッデンを点けて慎重に登る |
東の空が明るくなってきました |
開けた稜線の一角に差し掛かった時、タイミングよく御来光が始まった。
同時に西側に並ぶ北アルプスの山々の山頂部に陽が当たり赤く染まり始めた。
素晴らしい自然の演出にシャッターが止まらなかった。
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”御来光”この感動は来てみなければ分からない |
北アルプスの山々に陽が当たり赤く染まっています |
素晴らしい朝の展望を楽しみながら、同時にきつい傾斜の布引山に登った。
当然ながら布引山山頂からの大展望は遠くに“富士山”“八ヶ岳連峰”“鳳凰三山”甲斐駒ヶ岳”そして“槍ヶ岳”“穂高連山”“鷲羽岳”“水晶岳”“黒部五郎岳”薬師岳”“立山連峰”“剱岳”特に剱岳の雄大な姿が目の前に見え、とても感動した。 |
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布引山への急登も劔の絶景で元気づく |
遠く槍ヶ岳や穂高もくっきりと |
きつかった登りの布引山へ到着 |
素晴らしい展望を堪能した後、一旦下り、目の前に聳える“鹿島槍ヶ岳南峰”を目指し、ゆっくりと急登を進んだ。 |
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布引山を後にして |
目指すは鹿島槍ヶ岳南峰(後方は北峰) |
鹿島槍ヶ岳南峰への急登 |
到着した山頂には既に数組の登山者が展望を楽しんでいた。
我々も山頂の一角に腰を下ろし宿製の朝食を頂いた。目の前の剱岳を観ながらの朝食は最高の贅沢だった。 |
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鹿島槍ヶ岳南峰到着 |
南峰のピークに立つメンバー |
劔岳、立山をおかずに朝食タイム |
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立山、劔をバックに集合写真 |
もっと長く滞在したいが、これからの長い下山を考えると後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にした。
下山途中で雷鳥親子(親鳥とひな鳥5羽)が我々を恐れることなく歩いていた。
後は、布引山を越え、冷池山荘に戻り、きつい登り返しが続く爺ヶ岳の巻道を進み、種池山荘に戻ってきた。
種池山荘では各自が自由に昼食をとり、後は一気に登山口を目指し下った。
途中の崩落地や石畳はとても歩き辛かったが、全員無事に登山口の扇沢出会いに戻ってきた。 |
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下山開始 |
雷鳥親子と遭遇 |
布引山降りて一休み |
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種池山荘まで戻ってきました |
危険な崩落地をトラバース |
無事登山口戻ってきました |
下山後は麓の“上原の湯”で汗を流し帰路についた。
今回は記録的な暑さ続きの中での登山ではあったが、メンバー全員怪我やトラブルもなく山歩きを楽しめたことに感謝したい。
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≪今回出逢えた花々の一部≫ |
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