会山行紀行文 2019年
7/28(日)-30(火)
天候:下記記載
(いいでほんざん)
飯豊本山

2105m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
No−101 グレード:C上  21名
 担当リーダー 1854 M/T (男性8名・女性13名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
≪1日目28日(曇り)≫
 新潟駅南口(6:05)=弥平四郎祓川登山口(8:50―9:20)…十森の水場(11:30-12:12)…疣岩山(14:27)…三国岳避難小屋(15:20)
≪2日目29日(曇り雷雨)≫
 三国岳避難小屋(5:30)…切合小屋(7:34-8:17)…本山水場(10;34-11:00)本山小屋(11:10−13:50)…飯豊本山(14:10-14:20)…本山小屋(14:40)
≪3日目(曇り時々晴)≫
 本山小屋(5:22)…切合小屋(7:32―7:40)…三国小屋(9:55‐10:20)…十森の水場(12:20‐13:27)…弥平四郎登山口(14:48−15:25)=新潟駅南口(18:15)
≪紀行文≫
〜〜〜荷物も軽く時間を掛ければ未だ飯豊へ来れるかな〜〜〜〜
≪1日目≫
 新潟駅南口をマイクロバスは定刻に出発して途中4人が乗車し49号線経由で福島県西会津町の飯豊山弥平四郎登山口を目指します。
 飯豊山は今まで10回登っていてもう登れ無くても良いかと思いましたが今回は山小屋で2食、寝袋、マット付き2泊で飯豊山へ登るので荷物も軽くゆっくり工程で歩くので申し込みました。
 駐車場には既に10数台の車が駐車して居ました。
 登山準備の後、登山に要らない物を入れるテントを1張り設営その中に不要なものを入れて出発します。
 最初ブナ林の中の斜面に緩く切られた道で急登の多い飯豊の稜線に登る登山道では比較的登り易い道です。
出発前のストレッチ 荷物入れのテント 橋を渡れば登山道

 十森の水場で昼休憩その後松平峠で疣岩山への急登に備え休憩します。
 疣岩山分岐迄はこのコース1番の急登ですが途中2度ほど休憩分岐に登り着きすぐ先の木陰で休憩します。
十森の水場 松平峠で休憩 疣岩山へ

 後は小さなアップダウンのピークを越え今晩の宿の三国岳避難小屋に着きます。小屋の2階を貸し切りアルコールなどを調達し食事前の時間をミーテング(主に自己紹介)を行い夕食は外で小屋で温めて貰ったパックご飯とレトルトのカレーを頂きます。
 食後何もする事が無いので小屋提供の寝袋に入ります。21人と大勢なので小屋の中は暑く寝袋は敷いて寝ました。
途中で休憩 三国岳避難小屋 食事前のミーテング

≪2日目≫
 朝食も小屋提供のレトルト食品で済ませ準備体操の後出発します。
 早朝の稜線歩きは気持ち良いですが途中ハシゴやクサリ場もあり慎重に歩かなければいけない所も有ります。雪渓の上部を横切る所も有りますが雪渓は危険個所なので注意を払い慎重に歩きます。
 種蒔き山を過ぎれば直ぐ切合小屋、水場も有るのでここでお湯を沸かしコーヒータイムでしばし休憩します。
出発前のストレッチ ハシゴ場 クサリ場 切合小屋

 マツムシソウの咲くザレ場を横切り雪渓を少し歩きます。
 草履塚への登は雪消えのすぐ後なので色々な花が目を楽しませてくれます。草履塚を越え鞍部を歩き姥権現様に手を合わせ此のコースの難所御秘所の岩稜歩きの始まりです。でも途中鎖もあり慎重に歩けば問題ありません。今の時期飯豊はお花の1番綺麗な時で色々なお花が咲いて居ます。
 御前坂もゆっくり登り切り一ノ王子のテント場の水場分岐で休憩します。
雪渓歩き 草履塚 御秘所の岩稜

 予定では此処で水場で水を汲みお湯を沸かしカップ麺の昼休憩でしたが水を汲んで帰る頃突然の雷雨に襲われ雨具の下を履く余裕もなく急いで本山小屋に逃げ込みました。2階を貸し切りにして貰いお湯を沸かしカップ麺卵入りの昼休憩です。
御前坂を越えて 一ノ王子テント場と水場分岐 小屋の2階を貸し切り昼ご飯


 休憩後天候が今一で2時頃まで様子を見ますがリーダーの判断で今日の山頂行きは取りやめ自由時間と成りました。

 外に出てみると風が強いだけで雨の心配は無さそうなので希望者は山頂まで行くことにしました。
 風とガスで回りが見えない中イイデリンドウが見たく探すと何輪か見つけることが出来ました。

 山頂で記念写真を撮り小屋まで戻り夕食まで時間が有るので外でみんなと語り合いながら雑談タイム夕食は小屋提供の食事を外で摂りました。

  日暮れ近くに神社裏まで行って見るとガスも切れ大日岳や飯豊本山も良く見えました。
 
 11回目の山頂で
 山頂へ向かいます  飯豊の☆ イイデリンドウ  飯豊山神社
 外で夕ご飯  神社裏からの大日岳  飯豊本山

 明日朝は皆で山頂迄行く予定ですので此のままガスが切れていれば良いのですが?明日は登山口まで歩き通さねばいけません。
 風の音が物凄い中早めに寝袋に入ります。明日の天気が心配です。
≪3日目≫
 トイレは外なので風が強くガスの濃い中ヘットランプを着けてトイレに行きます。明るくなる頃天気回復してくれれば良いのですが。
 朝食は2階で食べ昨日山頂へ行かなかった人で希望者はリーダーの引率で山頂まで行き、そのまま小屋で合流して下山するそうです。
 準備体操の後、私個人の判断で雨の心配はないと思い雨着は着けずに下山します。管理人の奥さんが見送ってくれます。
 新発田市から来ている人で毎晩新潟方面の市街の明かりを懐かしく見ているそうです。
 風が強くガスが濃い中を御前坂、御秘所、草履塚と越え切合わせの小屋で大休止します。
 見送ってくれる管理人の奥さん  強風の中を下山  御秘所の下山

 三国の小屋には水が無いので此処で十森の水場迄の水を補給します。
 三国の小屋近くのハシゴ、クサリ場も無事通過三国の小屋で休憩します。此の頃になる川入や弥平四郎から本山を目指す人達が小屋に着く頃で3人グループの中に会員のT女史の姿も見えました。
 雪渓の上を下山  草履塚 山頂は見えず  三国岳の小屋が見えた
 三国岳避難小屋  整列して行進  大蛇のような木

 疣岩山を越え分岐からの急な坂道を下り松平峠で休憩し十森の水場でお湯を沸かしカップ麺で昼休憩を取ります。 
 十森の水場で昼休憩   へ吊り道を下山  

 へ吊り道での滑落に注意し最後の橋を渡り無事駐車場に着くことが出来ました。

 テントの中の荷物を取り着替えをしテントを撤収しバスに乗り込むとリーダーが手配してくれた冷たい飲み物が氷の入ったクーラーボックスに用意して有りました。  
 事前に注文したもので私は500ミリのビールを注文しました。当然バスが動き出すと皆で乾杯しました。

 今回の飯豊お金は少し掛かりましたが何度も飯豊へ来ていますが食事作りの心配がなく又荷物も軽く時間を掛ければ未だ飯豊へ来れるかな〜と思いました。

 リーダー昼の食材の手配や色々有り難うございました。御一緒させて頂いた皆さん3日間の楽しい思い出有り難うございました。(おわり)   
 橋を渡れば登山口は直ぐ  駐車場には迎えのバスが

≪今回出逢えた花々≫