会山行紀行文 2019年
6/5(水)
晴れ
(ごずさん)
五頭山
(スキー場コース)
873m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−61 グレード:C 19名
 担当リーダー 1866 S/T (男性10名・女性9名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
奥村杉菱ヶ岳登山口(8:30)…どんぐりの森登山口(8:50)…7合目・長七清水(10:10)…三ノ峰(11:10)…五ノ峰・昼食(11:25-12:10)…分岐(12:55)…スキー場(13:30)…登山口(14:10)…菱ヶ岳登山口(14:30)解散
≪紀行文≫
〜〜〜気持よく新緑の五頭山を楽しんだ一日でした。〜〜〜

 自家用車など移動手段の無い人も、他の方の自家用車に便乗するなどして気軽に山を楽しめる方式の会山行も今回が5回目となります。
 計画は「どんぐりの森〜三ノ峰〜山頂往復〜三ノ峰〜五ノ峰〜スキー場コース〜どんぐりの森」となっていますが、午後から天気は崩れ雷注意報も予報される天候なので、「三ノ峰に登った段階で再度予報を確認し、悪い予報であればコース変更もあります」と出発前のミーティングで参加者の皆さんの了解を得てから出発。

 気温は高く湿度も高いことを考慮してゆっくりと登るのだが、高度が上がるに連れて汗が滴り落ちます。
 遂に、30分ほど登った所で1名の方が体調を崩してへたり込んでしまった。
 大事をとって、この方にはサブリーダーのKさんが付き添って下山してもらいました。
最初の急坂を頑張ります 5合目の緑のトンネル、気持ちいい 7合目・長助清水で休憩

 いつもよりペースを落とし、何度か休憩を入れつつゆっくりと時間をかけながら登り続けます。
 新緑の目に眩しい若葉、時々は小鳥の鳴き声を聞きつつ頑張って三ノ峰に到着です。
 ここでスマホで天気予報を確認すると、13時から雨!雷注意報も!とある。
 危険は避けたいので、尾根が多くなる山頂方面は諦めて五ノ峰経由スキー場からの下山コースに変更となりました。
厳しい急坂も励まし合いながら 三ノ峰に到着! タニウツギが迎えてくれました

 五ノ峰で昼食とします。

 なんと!、先ほど故障者をサポートして下山したサブリーダーのKさんが、登り返して私たちの列に追いついてきました!、この暑さの中を登り返してくる気力と体力に脱帽です。

 晴れてはいるものの、飯豊方面はボンヤリ、佐渡や角田、弥彦は見えませんが穏やかな天気、和やかなランチタイムを楽しんでから下山します。
 
五ノ峰到着 五ノ峰からの展望
下界の風景を楽しみながらランチタイム 集合写真

 出湯コースとスキー場コースの分岐までは、所々で雨による抉れで歩き難い箇所もありますが、無事に通過。
 分岐から左にコースをとって、旧スキー場へと向かいます。
 今朝からブルンブルンとヘリの音が響いていましたが、その音も段々大きくなり、仲間との会話も出来辛くなってきました。
 旧スキー場まで来ると、県警のヘリがホバリング状態からロープを使っての訓練を繰り返している様子が窺えます。遭難救助の訓練では騒音の苦情も言えず、しばらくは音に悩まされながら下山を続けます。
  かってのメイン登山路、最近は登る人も少なくなっています。
県警ヘリの騒音を聴きつつ、新緑の道を下ります。

 若ブナの新緑が美しい!
 登山路の様子も、よく手入れされた歩き易い道。快調に下って登山口へと戻りました。
 下山して川原を見れば、優しいカモシカが「御苦労さん!」と労ってくれました。
 予報が外れたのか?、幸いにも雨にもあたらず気持よく新緑の五頭山を楽しんだ一日でした。
日陰で休憩を取り、若ブナを楽しみながらの下山です。
河原のカモシカ 今日の花