≪紀行文≫ |
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~~~初めての山で念願がかないうれしさでいっぱいです~~~ |
駐車場2か所には会員の車が並び、風さわやかに出発です。登山口には谷うつぎや山藤のお出迎え、姫しゃがのロードをゆっくりゆっくり7合目まで進みます。時折一般の登山者に道を譲り、囀りと吹き渡る風が汗を消してくれます。
(俳句)五頭連峰橅の林に風薫る
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さあ出発(S/T) |
出迎えのお花(S/T) |
7合目から急登と木の根などが目立、リーダーより気を付けるよう説明がありました。
慎重に登り始めて3時間 菱ヶ岳の山頂です。何組かの一般の方々と私たちで一杯になります。私にとって初めての山でしたので、念願がかないうれしさでいっぱいです。雪の飯豊山など周りの山々にうっとりです。
この時間位から太陽がカンカンと照りはじめ 虫が目立ち始めますがあくまでも風はさわやかです。
タムシバロード、雪椿と花に励まされ西山見晴しに進みます。手を伸ばし こしあぶらなど山菜をとっている人もいます。
(俳句)30人列なし登る若葉風
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急坂に備えて一休み(Y/I) |
余裕の笑顔かな?(Y/I) |
漸く菱ガ岳山頂へ(Y/I) |
11時半西山見晴しに着くころには空腹を感じ「昼ごはんは次のあの山か」と我慢我慢。ここは人もいず その名のごとく青葉で覆われ生命力に満ちたみずみずしい山々がのぞめ吹き上げてくる風もつかれを癒してくれます。もう一息頑張ろう。
予定の到着 野須張のお昼です。先客1組がいましたが私たち専用状態で木陰の元ゆっく雪の飯豊を眺めながら頂きました。
料理上手の方からのごちそうが回って楽しい一時です。
集合写真の後「激下りとなるので間隔をとりゆっくり下るよう」説明があります。気を引き締めます。
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西山見晴らしから望む飯豊山(S/T) |
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野須張 から見る飯豊山(S/T) |
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待ちわびた昼食(Y/I) |
集合写真(Y/I) |
下りも無事終わり山菜とりも所どころ始まり会話も聞こえます。
美しい橅林、枯葉のふわふわの山道、鶯の鳴き声、可憐な花、めずらしい竹の花と疲れを癒してくれます。
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大蛇山(おおじゃやま)に到着です。なにか謂れのありそうな山なので看板など探しますが見つかりません。しかしピッケルを持った安全地蔵様がおかれ頭には今年の山開きの記念手ぬぐいがかっこよく巻かれています。「安田の山の仲間の会」や地元の人達のユウモアや大切にされていることがわかります。
山頂も山道も手入れされ感謝するばかりです。
(俳句)山道の竹の花咲き竹落葉
(俳句)木洩れ日の大蛇山道橅若葉 |
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足さばきも軽快に(S/T) |
大蛇山お地蔵さま 美顔写さずゴメンナサイ(Y/I) |
最後は宝珠山に向かいます。
細い尾根では左は阿賀野川や五泉の山々、右は海や植田が午後の光でキラキラ光っています。安田付近に来たことが感じられます。
山頂は岩山で狭いためあわただしく下山です。残念。
(俳句)岩山の仙人地蔵夏の蝶 |
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ノンストップで宝珠山山頂通過(S/T) |
急坂も巧なストック使いでOK(Y/I) |
30分くらいで赤松山になります。シンボルの赤松が無残にも立ち枯れ山男達は「こんな姿初めてだ」とかっての立派な木を思い出されているようです。
下山口には意外に時間がかかりましたがここが頑張りどころと言い聞かせます。
最後は安田の森のつつじ坂でみごとな満開の山つつじに見送られました。
ほぼ定刻で待っていた貸し切りバスとジャンボタクシーで菱ヶ岳の駐車場に戻りました。
(俳句)9時間の縦走登山阿賀野風
このように地元の良き山、天気、リーダー、メンバーの皆さんに恵まれ楽しかったです。
有難うございました。
≪出会えたお花≫ |
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