会山行紀行文 2019年
5/11(土)
晴れ
(いいづなやま)
飯縄山
1917m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−46  グレード:C上  35名
 担当リーダー 2070 S/F (男性11名・女性24名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=飯縄西登山道登山口(9:00-9:10)…萱の宮(9:55)…飯縄山山頂(11:50-12:30)…南登山道分岐(13:05)…天狗の覗石(13:10)…南登山道登山口(14:55-15:00)=むれ温泉(15:15-16:10)=新潟駅南口(18:40)
≪紀行文≫
〜〜〜素晴らしい展望が待っていた〜〜〜
 降水確率0%、全く雨の心配が無い絶好の登山日和、そして気温もさほど高くなく、総勢35名の楽しい山歩きが期待できる。

 今回のコースは戸隠神社(中社)の脇から奥に進んだ“西登山道”から山頂を目指し、下山は一般的によく使われている“南登山道”に降りる。

 ほぼ時間通りに登山口に到着し、準備完了後見上げるほどの急斜面が待つ登山口から登山開始。この道は本来の登山道へのショートカット道の為急斜面となっているが、最近ではこの登山道が本道のような気がする。(古い地図は要注意)
 この坂道、時間にして数分なのでひと踏ん張りで本来の登山道に合流する。

歩いたコース(クリックで拡大)
 
西登山道登山口登山準備 登山口から見上げるいきなりの急登 最初の数分は急登

 本来の登山道に合流すると、道は広く穏やかな登り。
 明るい広葉樹の道を登っていくと“萱の宮”の鳥居が見えてくる。ここまでは穏やかなハイキングコース。
 鳥居を過ぎると傾斜がきつくなり、道も徐々に歩き辛くなってくる。
萱の宮までは広く緩やかな登り 萱の宮が見えてきた 萱の宮以降は本格的な登山道

 高度を稼いでいくと時折木々の間から残雪が光る北アルプスや高妻山などが見え歓声が上がる。
 このころから登山道に若干の残雪があり歩き辛くなる、やがて足元に大きな岩がごろごろと重なり合いとても歩き辛いポイントに来ると、「ここを登りきるともっと素晴らしい展望が待っているよ!」と励ましながら登る。
振り返ると北アルプスが 残雪が出てきました この岩場を上がり切ると展望が開ける

 きつい岩場を登りきり熊笹が主体になると息をのむ展望が開け、しばし写真休憩。
 展望を背にところどころの残雪を踏みながら登っていくと南登山道との合流点に達する。きつい道はほぼ終わり。
素晴らしい展望が待っていました もう少しで楽な道になります 南登山道との合流点

 後は山頂まで僅か、登りきるとますます展望が開ける。
 メンバーが「山頂?」と話しかけてきたが、「ここは山頂の一角、本当の山頂はあれ!」と指さす。残雪の尾根を歩けば山頂。
山頂まであと一息 ほぼ上がり切りました 山頂が観えてきました

 残雪の尾根を少し歩けば山頂に到着。
 さすが人気の山で土曜日、晴れとなれば登山者が多いのも当たり前。
 わが隊35名それぞれの場所を確保して昼食休憩と360度の大展望を楽しむ。
飯縄山山頂に到着 山頂での集合写真(頑張った皆さんです)
山頂より北アルプス(白馬方面)と手前の戸隠山を望む  

 もっと山頂を楽しみたい方もいたと思うも、時間の関係で後ろ髪を引かれつつ下山開始。
 分岐点で左折し南登山道に入る。南登山道は傾斜がきつくどんどん下っていく。
下山開始 この分岐から一の鳥居方面へ向かう どんどん下りながら振り返る

 南登山道の楽しみは第十三虚空蔵菩薩から第一不動明王の十三体プラス馬頭観音を確認しながら降りること、また昔からの表参道でもあり“天狗の硯石”や“駒つなぎの場”等の信仰の山であることを考えながら降りるのも楽しい。
第十三虚空蔵菩薩 天狗の硯石で休憩 第一不道明王

 急な坂道や岩場などをクリアしていくと道が穏やかになってくる。ここまで降りると登山口まであと僅か。
 二つの鳥居を潜るとバスが待つ登山口の無事到着。ご苦労様でした。
道も穏やかになればゴールは近い 最初の鳥居「ありがとうございました」  登山口の鳥居「ご苦労様でした」

 下山後は予定通りむれ温泉“天狗の湯”に入り、露天風呂から今日歩いた飯縄の山並みを見上げ今日一日の山歩きを振り返った。
 新潟には計画通りの時間に戻ることが出来たのは参加者各位のお陰と感謝。