会山行紀行文 2019年
1/6(日)
曇り時々晴れ
(やひこやま)
弥彦山初詣登山
634m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
No−2 グレード:C-E 64名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2097 T/Y (男性31名・女性33名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
JR弥彦駅前(9:27-9:33)…弥彦温泉/ホテルヴァイス(9:45)…弥彦神社参拝(9:55)…表参道登山口(10:00)…弥彦山山頂(奥の院)(11:09)…ホテルヴァイス(12:00)…新年会(13:00-14:45)
≪紀行文≫
〜〜〜晴れて穏やかな弥彦山初詣登山、今年も大勢の参加で新年会が盛り上がる〜〜〜

 今年は雪が少なく登山道全体に踏み固められていて歩きやすかった。しかし、ここ数日弥彦山は温度がマイナスで登山道が凍り付いており、アイゼンかピン付き長靴でないと少し危険な個所がある。駅でその状況を伝え、アイゼン無しや普通の長靴の人は、下山はロープウェイを使用した方が良いと説明した。今年も64名と大勢の参加で、曇り時々晴れの快適な登山が出来た。
 昨年、通行禁止が出されていたが、弥彦山岳会から「今年12月からの冬季間の登山禁止はありません。」との連絡があり、登山は自己責任でということで、以前と同様な状況になっていた。

 弥彦駅には電車、車などで参加者が到着、それぞれ新年のあいさつなどを交わし、登山準備後弥彦駅前に全員が集合し、新年あいさつ、登山道の雪の状況、行程などの連絡事項を説明。

 (俳句)〆縄の揺るる弥彦の駅に降り
行きの電車は、楽山会借り切り状態 弥彦駅前でリーダーから連絡と説明 ホテルへの直行道路は長い列

 弥彦駅を9:33出発、途中新年会の会場となるホテルヴァイスに登山に不要な荷物を置き、その後は自由に神社参拝組・ロープウェイ組・登山組に分かれ登り始めた。
 ホテルヴァイスの裏手と細い道から弥彦神社の車お祓い所経由で本殿に入り日曜日であるのと天候が良いのか弥彦神社は大勢の参拝客でにぎわっており、我々も拝殿で初詣参拝を済ませる。

 (俳句)初詣参道うめし一の宮   (俳句)ほら貝や四拍手して初詣
ホテル脇の住吉神社から弥彦山と青空 不要な荷物をホテルに置き初詣へ 万葉の道を通り弥彦山表参道登山口へ

 登山組は万葉の道を通り登山開始、登山禁止が無くなったせいか初詣登山者は我々楽山会70人だけでなく、ほかの山の会の登山者、グループ登山者などが大勢登っており、山開きの日かと勘違いするほど。その中でそれぞれのペースで登り、山頂の奥の院に向かった。
登山開始は表参道から 山麓の茶屋を通過 四合目手前の雪の状況

 ホテルから、荷物を置く人・すぐ登山をする人に分かれ、各自のペースでゆっくりで登っているので、メンバーもばらけて登っている。
 1合目・2合目は登山道が泥で汚い。雪は2合目からあるが登山道はところどころ程度。3合目以降は雪の量が少しずつ増えてくるが登山に支障はない程度。
五合目の鳥居でアイゼン装着 里見の松の小屋 七合目の御神水を飲み一息

 頂上が見通せる6合目を超えるころから登山道が凍り付いている箇所が増えてくる。
 7合目の水場で一息し御神水を飲む。頂上まであと少しである。9合目が見えてくると、どういうわけかほぼ頂上へ上がったという気持ちになる。  9合目は久しぶりに晴れた日本海・遠くに佐渡が見え、海は穏やかである。

 (俳句)ロープウェー降りれば山は凍てし道   (俳句)一歩づつ凍て道を踏み奥の院
8合目を超え平野が見渡せる ようやく9合目に到着 日本海・遠くに佐渡が見え、海は穏やか

 2つの坂を超えるが、ここが一番凍り付いていて少し登りにくい。山頂・奥の院に到着。いつもは風が強く、雪が降っているなどで参拝したら早々に下山したが、今日は穏やかに晴れているので、ゆったりとした気持ちになり、ゆっくりと参拝、下界の景色を見る余裕が出る。

 (俳句)冬凪を見おろす峰に立ち嬉し
 
ここから登山道は凍結している 弥彦山山頂(奥の院)の鳥居に到着 弥彦山山頂(奥の院)で参拝

 しかし、新年会の準備もあり早めにホテルへ着きたいので下山は分岐があれば登山者の少ない道を通るなどして小走りで降りる。日陰の登山道は雪が固く、ピン付き長靴は滑りにくく早めに降りられるので、何時もより降り易い。

 (俳句)神の村ふはりと包む冬日差し
晴れているので多宝山が良く見える   滑って転ばないよう慎重に下山  登山口に到着

 下山後は弥彦温泉/ホテルヴァイスで恒例の新年会、会場をホテルの100人入れる会場に変えたため、56名と大勢参加されても会場はゆったりとしていた。早く到着した人から温泉入浴、昼食、持参のお酒の一杯が始まる。

 既に缶ビールに盛り合わせ料理が出て、新年会30分前に温かい味噌汁が出てきた。そこに持参した料理とお酒、それぞれ持ち寄りのおつまみありで、卓上は置くところがないほど。

 午後1時全員がほぼ揃ったところで端保会長挨拶と缶ビールで乾杯の音頭。
 今年初めての顔合わせなので、挨拶やら楽しい会話が始まる。お酒もかなり入り楽しい宴会となりさらに盛り上がるが、午後3時15分の弥彦駅発の電車に乗るので、大野副会長の締めで2時40分頃お開きにする。

 (俳句)大凧の飾らる広間新年会   (俳句)大壺に正月をいけ六十人
 新年会で端保会長挨拶  今回はホテルの広い会場で56名参加  盛り上がっている新年会
 盛り上がっている新年会  

 最後に、弥彦神社のお参りは今年の山行が、事故もなく楽しい山行になるように。