≪紀行文≫ |
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〜〜〜秋の好日に思い出に残るいい旅ができました〜〜〜 |
(俳句)まろまろと師の御墓に茶花ひとつ
先ず良寛さんご幼少の頃の漢学の先生の墓を訪ねると、茶の花が咲いていました。
(俳句)良寛の碑陰をなぞり秋惜しむ
次は夏戸の本光寺。良寛さんが愛飲した毒消丸の御礼の句碑が立っています。 |
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漢学の師、大森子陽の墓 |
毒消し金証丸で有名なお寺 |
毒消し丸に御礼の句碑です |
(俳句)晩秋の廃校跡に朱鷺の棲む
小学校の廃校跡が、今はトキの分散飼育センターになっていました。
置物のように動かないトキの成鳥が2羽ずつ、4羽ゲージの中にいました。
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トキいるかな。 |
いました。いました。 |
(俳句)目鼻なき石の仏に赤とんぼ
ゴルフ場を左に見て、峠を下ると海が見えて郷本の空庵跡につきました。空も海も真青でした。赤とんぼが石仏にもみんなの帽子にも留まるので童心に帰りました。
丁度お午時、公園の松林に陣取ってランチタイムになりました。裏千家流の野点もいただきました。 |
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トンボよトンボこの指止〜まれ |
とまりました |
ランチは楽し |
午後は町中を横切り、越後札所の古刹照明寺の山に上りました。
(俳句)良寛の踏みし落葉の磴(とう)を踏む (俳句)三十三観世音より秋の聲
枯葉降る石段を上り、海を望む境内の一画に良寛さんが住んだという密蔵院がありました。
密蔵院の裏手の山一帯が墓地になっていて、苔むした五輪塔に時代を感じました。 |
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町中を通り |
石段を上って |
越後札所にお参りしました |
(俳句)良寛の妹むらの露の墓 (俳句)廃帝の行在所跡(あんざいしょあと)石蕗(つわ)の花
山の道を辿ると小広場に出ました。
承久の変(承久3年1221)で討幕計画がとん挫し、佐渡へ配流された順徳帝が渡航の風待ちの間、仮御所がここに設えられました。
良寛の妹むらの墓がひっそりとありました。菩提寺は今は幼稚園になっています。 |
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またまた石段を上り汐見台へ |
順徳帝の行在所跡 |
妹むらの墓の菩提寺 |
下山してウォーキングを終えたら、県外客で賑わう魚市場へ向かいました。旨そうな匂いいに誘われて浜焼きを買いました。
(俳句)怪しげな寺宝を蔵す紅葉寺
終盤は良寛さんゆかりの西生寺に向かいました。即身仏で有名な真言宗の古刹です。「弘智法印御伝記」の文弥人形劇が上演されたのは、ついこの間のことでした。
(俳句)伊夜比古の神着き給ふ浦の秋
最後に野積の景勝地、太子岩を訪ねました。良寛さんの句碑の前で全員写真に収まり |
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長い石段を下り終盤へ |
浜焼きについ手が |
良寛さんゆかりの古刹 |
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怪しげな宝物がいろいろ |
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名勝太子岩 |
集合写真 |
予定よりちょっと早めに新潟へ戻りました。ボリュームたっぷりのメニュウを設定をして頂いたリーダーさんありがとうございました。秋の好日に思い出に残るいい旅ができました。参加者の皆さん一日お疲れ様でございました。(おわり) |
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