会山行紀行文 2018年
9/22(土)
雨のち曇り
(のうみねしろやま)(きょうがだけ)
直峰城山・京ヶ岳

344m      529m
参加者 (紀行文) 2011 Y/O
No−T49 グレード:E 28名 (俳句) 2011 Y/O
 担当リーダー 1644 H/N (男性8名・女性20名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:40)=(北陸自動車道柿崎IC、安塚、虫川、R253経由)=直峰城山駐車場(10:00)…山頂(10:30-10:40)… (往復)…直峰城山駐車場(11:00)=虫川大杉(11:30)=(R405、清里区青柳経由)=坊ヶ池駐車場(12:20)…京ヶ岳・昼食(12:40-13:50)=(R405、R403、三和村、北陸自動車道柿崎IC経由)=新潟駅南口・解散(18:00)
≪紀行文≫

 新潟駅を出る頃は雨でしたが、目的地に近づく頃には薄日を差し始めリーダー氏の晴男は本物でした。
 バスはR403の低山間地に入り、案内表示に従って山頂方向に向かうと広い駐車場に停まりました。
 直峰(のうみね)城山はその昔南北朝時代に一帯に覇を称えた風間信濃守の居城でした。更に時代は下り戦国時代には上杉謙信の関東進出時の一泊目の宿泊地に利用されたと伝えられます。現在はトイレや遊歩道が整備されています。

 城山は周遊できるように階段状に整備された道が続き、急坂の曲輪を大きくカーブを描きながら登ると山頂に着きました。

 山頂は大きな広場になっていて、石碑や直峰(のうみね)城跡と彫られた標柱が置かれていました。
 周囲一円の展望台なのですが、今日は見える筈の米山も尾神岳も霧ヶ岳も重く垂れこめた雲の中でしたので、風間信濃守の顕彰碑の前で集合写真を撮りました。

  (俳句)謙信の孤高の絶句十三夜      (俳句)二つ三つくるみ拾ふも旅心

 下りはのろし場を経て尾根を辿ると、昔の武将の屋敷跡をめぐり下って行き、いつしか駐車場に戻りました。
いざ、出発〜! 結構急です のびやかな木立を通り
くるみを拾いました 曲輪に上りました 800年の大けやき
最後の登り頑張れ〜 霧ヶ岳は霧の中 遥か先には日本海
矢は太くて強い
 のろし場は展望台 集合写真  

 次はR403に出て往路を戻り虫川大杉を訪ねました。

 白山神社の境内に屹立する大杉は樹齢千年、目通り11メートル、樹高30メートルで四方に枝を張り、東西南北に各14メートルという超ド級の迫力でした。


  (俳句)大杉の太古のごとく秋天下    

  (俳句)千年の大杉守り霧に住む

 
 超ド級
樹齢1000年 目通り11メートル パワーもらいました

 バスに戻り、最後に向かった京ヶ岳と坊ケ池には天体ドームやテニスコートなどのレクリエーション施設があり、遊歩道が整備されていました。

 山頂へは北側登山口から標高差50メートルを登るだけで到着しました。
 山頂は京ヶ岳城の本丸跡で、杉林に囲まれ四阿もある広場でした。

 (俳句)龍神の伝説の池菱黄葉       (俳句)一族の奥津城ひそと秋ぐもり

 くびき野の黄色に稔った棚田風景が広がり、遥か遠く日本海も見渡せる山頂でゆっくり休憩を取りました。
 山間の稔田と、そこに点在する南朝の古城址を訪ねて、思い出に残る山行が出来ました。
 リーダーさん、参加者の皆さん一日ありがとうございました。(おわり)
竜神坊やの坊ケ池 ハチは恐い  城跡本丸跡
棚田風景  四阿でランチ