≪紀行文≫ |
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朝、集合場所を定刻に出発,五泉安田ICで5名が乗車し全員が揃う。 |
Iリーダーから、今日の予定を説明。天気は上々であること、コースは、500mごとに案内があり、比較的楽なコースであること。 頂上は平らで、湿原があることなど、等々。
バスは、磐越道のトンネルをいくつも通り抜け、新鶴パーキングから南会津に向かう。南会津の街を抜け湯の花温泉手前の道の駅番屋で小休憩。
ここまで、3時間要した。国道を外れて林道に入るが、くねくねとした細い林道を熟練の運転手さんは、登山口に急ぐ。
猿倉登山口は、新潟から4時間余り。なかなか遠い山である。 |
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道の駅「番屋」 |
登山口で、リーダーの注意の後、いよいよ登山開始。地上はものすごい暑さが予想されていたが、ここ登山口はすでに1400m台、空気が涼しい。 |
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登山口でリーダーの説明 |
登山口の駐車所 |
登山案内板 |
足元には、早くも高山植物が咲いている、。後ろから「センジュガンピ」と聞こえてくる。
道は、最初は、広葉樹林の中をなだらかに、時には階段道で続く。涼しいと言ったが、早くも汗が滝のように流れ出る。
今日は、大体600mの高低差なのだ。ぐいぐいと高度を稼いで、第1回の500mマークに到着。25分くらい要した。
小休止に入る。水がうまい。
水分補給の後、次のポイント目指し進む。暑い、暑いの弱音が出る。時々、涼しい風に吹かれることもある。慈雨ならぬ慈風だ。
1000メートルポイント付近から、ポイントを待たず小休止が入る。本当に暑いのだ。 |
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水場案内 |
最初は皆元気 |
一回目の休憩ポイント |
やがて、待望の小田代に出る。足元には、木道のわきに高山植物が咲いている。コバイケイソウは終わっていたが、ニッコウキスゲが数輪待っていてくれた。
キンコウカは、陽光に輝いてきらきら光る。これまでのつらい登りが報われる。
小田代湿原を抜け、最後のキツイ登りを抜けると、待望の田代山。大きな湿原に到着した。池塘もあり、白い雲を映して素晴らしい
眺めだ。
田代湿原は、周りを山に囲まれた谷間の湿原ではない。太古の火山活動で生まれた頂上が平らな山頂に湿原ががあるから、周りの離れた
山々の展望も素晴らしい。
谷を隔てて、会津駒ケ岳のゆったりした山容。振り返れば奥日光の山々。残念だが那須連山と思しき山は見れなかった。
山頂到着は、予定よりやや遅れての到着であったが、行程に影響を与えるほどではない。山頂標識の前で、一同記念写真を撮る。
記念撮影の後、お待ちかねの昼食場所へ急ぐ。木道の足元には、ワタスゲ、サワラン、ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、キンコウカ
などなど。
少し歩くと、太子堂、トイレのある木陰につく。太子堂裏の広場で、昼食となる。恒例の御馳走のおすそ分けもあり「御馳走様でした。」 |
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面白い雲 |
小田代到着 |
田代山山頂 |
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湿原の彼方に会津駒ヶ岳 |
湿原と白雲 |
奥日光方面 |
ゆっくりと昼食後、下山にかかる。リーダーからくれぐれもゆっくりと下るよう念を押される。
下りは、地球の重力に逆らわないので、登りよりは楽だが、転倒の危険もある。リーダーがポイントを押さえて、休憩を入れてくれる。
全員、事故もなく下山できた。駐車場に着いた時は、やれやれでした。
帰路、また、道の駅番屋に立ち寄り、ビールと張り込んだが、山小屋並みの値段にはびっくりした。
20時ころ、無事、新潟に帰着。解散。
暑い中、素晴らしい山行を引率してくださったiリーダーに感謝です。また、小生など足の遅い者をリーダーの後ろにつけるなどご配慮くださったOラストリーダーさんありがとうございました。
小生にとっては、10数年ぶりの田代山ではあったが、頂上の湿原以外は、ほとんど記憶に残っていなかった。
≪今回出逢えた花々≫ |
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ニッコウキスゲ |
キンコウカ |
サワラン |
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オトギリソウ |
ワタスゲ |
センジュガンビ |
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