≪紀行文≫ |
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〜〜〜くびき平野とその後方の妙高連山を、しばしうっとりと眺めた〜〜〜 |
妙高市に入り、妙高山に現れた「跳ね馬」の雪形を確認して歓声が上がりました。
斐太神社前でバスを下りて登山口に向かうと、麓のカタクリは花は実に、ショウジョウバカマも終って代りにタチツボスミレやイカリソウが咲いていました。
綿をつけたゼンマイも見つけました。神池を過ぎ男坂の途中にはクロモジが淡緑色の花をいっぱい着けていました。
広いコナラ林の台地に出ると、木々を渡る風が爽やかでした。緩やかな道は鮫ヶ尾城址に続き、空堀に群生するイワカガミが見事でした。
(俳句)岩鏡紅ほつほつと空堀に (T/K)
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跳ね馬がはっきりと |
イワカガミ |
タチツボスミレ |
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すがた端麗 |
イカリソウ |
接写中 |
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これが地獄の釜のふた |
快調です |
一望です |
空堀をいくつも越え、急坂を上って虎口に入るとそこは一面かたくりの絨毯が広がっていました。
(俳句)白花の片栗五輪本丸に (T/K) (俳句)一山の花かたくりに包まるる(Y/O)
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空堀通過中 |
白花見っけー |
花のじゅうたんです |
本丸跡には「鮫ヶ尾城跡」の石碑と四阿が建っています。
その昔上杉謙信亡き後、跡目争いが養子景虎と景勝の間に起こりました。世に言う「御館の乱」です。激戦の末に景勝側が勝利し、鮫ヶ尾城は廃城となりました。
(俳句)雲重く垂れし奥津城木の芽風 (Y/O)
独立峰の砦跡からくびき平野が一望です。後方は前山の奥に白くたおやかに聳える妙高連山を、しばしうっとりと眺めたのでした。 |
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何が見える〜? |
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ランチは楽し |
集合写真(山城址) |
午後は観音平古墳群のある山に登りました。ここは卑弥呼のいた弥生時代に割拠した地方豪族の墳墓群で、国の重要文化財になっています。
(俳句)片栗の観音平古墳群(T/K) (俳句)遺跡ある里見る古墳青き踏む (T/K)
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こしあぶらゲットー! |
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コナラ林は気分爽快 |
集合写真(墳墓) |
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下山してから青果市場でお土産を買いバスの人となりました。
(俳句)笹ずしとうるい土産に山の旅(T/K)
俳句名人の朗詠を鑑賞し、ハーモニカ名人の伴奏でみなさん楽しく合唱しながら、一路帰路に着きました。
天気に恵まれ、リーダーさんのおかげで思い出に残る山旅が出来ました。
参加されたみなさん今日一日お疲れ様でございました。 (おわり) |
物色中 |
〆はこれで決まり |
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