≪紀行文≫ |
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前日は晴天、明日も晴天、何故か今日だけ前線通過の影響で風が強く、午後から雨の予報。
下山までには降らないという予報を信じて決行となる。
桜の開花時期に合わせて日程を変更したにも関わらず26名の参加という人気の山だ。
光団地に着くと花の盛りでどこを見ても美しい。これから登る光城山の桜の並木も見える。
登山口に着くとリーダーの旧友が出迎えてくれた。花見にはベストタイミングとのこと。
(俳句)水の里安曇野は今花の里 (俳句)山吹の花の明るき登山口
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ルートのGPS軌跡(クリックで拡大) |
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光団地の中を登山口へ向かって歩く。 |
これから登る桜のトンネルが見えてくる。 |
桜並木と登山道が続く。 |
等高線をみるとかなり急傾斜だが花をみながらジグザク道をゆっくりと歩くので、さほどの疲れは感じない。
眼下には早春の安曇野の里、その後には北アルプスの山並みが見える。
残念ながら山並みは霞んでいたが常念岳はよく見えた。
登り口は散り始め、中腹は満開、山頂は五分咲きという変化を楽しむことができた。
(俳句)花びらを踏み手に受けし登山道 (俳句)花の嵐清(すが)し安曇野見おして
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中腹は満開の桜だ。 |
安曇野の里の向こうに
北アルプスの山並みが見える。 |
桜のピンク、安曇野の新緑、アルプスの雪のコントラストが素晴らしい。 |
昼食を食べ終わるころに雨がポツポツ当たり始めたのでカッパを着て長峰山へ向かう。
光城山の山頂には光氏ゆかりの城跡(神社)があった。
(俳句)古木あり苗木もありし花の山 (俳句)城跡の宮〆縄(しめ)の古り芽吹をり
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山頂付近は古木が多い。
苗木が植えてあった。 |
休憩小屋の前には北アルプスの展望を示すアクリル板があった。 |
光城山の山頂には城跡(神社)があった。 |
雨の中を林道に沿って長峰山へ向かう。
長峰山の山頂には立派展望台があった。上に登ると360度のパノラマということだが、残念ながら雨で見えない。
川端康成、東山魁夷、井上靖らが山頂に訪れて、後世に残したい展望である旨の東山魁夷の文章が石碑にあったがよく読めない。
雨が強くならうちに麓の長峰荘へ向かう。かなりの急勾配ですべりそうだがゆっくり下りる。
(俳句)蝶の道たむしばの咲き蝶見えず (俳句)花の雨文人の碑の文字読めず (俳句)気の抜けぬ下山じぐざく花すみれ
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林道に沿って長峰山へ向かう。 |
長峰山の山頂の展望台が見えて来た。 |
長峰山山頂の立派な展望台からは
360の大パノラマが… |
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東山魁夷の文章が石碑の文字は読みにくい |
麓の長峰荘へ向かって下りる。 |
新緑の中をゆっくりと下りる。 |
赤い屋根の長峰荘が見えてくる。長峰荘周辺の桜もみごとだ。
大降りもせず、素晴らしいお花見トレッキングを楽しむことができました。 リーダーの2051 S/Tさんに感謝、感謝。
(俳句)ほつほつと雨に芽吹の鮮やかに
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ヤマブキの黄色が鮮やかだ。 |
長峰荘の赤い屋根が見えて来た。 |
全員無事下山、長峰荘の桜もみごとだ。 |
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