≪紀行文≫ |
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〜〜〜長岡わしま里山を歩く〜〜〜 |
良寛終焉の地として知られる長岡市和島には 雪割草やカタクリが群生する里山が連なっています。
和島の方々は妙法寺周辺の山の雪割草を守る活動を続けていますが、今回はその中のお一人、Kさんに山を案内していただきました。
21日実施の予定でしたが 悪天候のため26日に変更しました。
快晴の温かな日和の中、まずは霊泉井戸神様の名水を戴いてから登山口に向かいます。
急な坂をしばらく登ると、イチゲや雪割草の花が現れました。花を愛でながら、見晴台を通りオートキャンプ場までの林間歩は快適でした。
昼食は日本海が一望に見えるオートキャンプ場でとりました。のどかな春の海を眺め、野点を楽しみのんびりと過ごしました。
(俳句) 水の神在す道の辺芹芽吹く (俳句)耕しを待つ田戊辰の戦さあと (俳句)濃く淡く雪割草の登山道
(俳句)日本海見える城跡二輪草 (俳句)日を抱いて峰一面の雪割草 (俳句)六十年前の赴任地春の波
(俳句)海風の吹きくる野点峯うらら
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バスを降りて山へ向かいます |
井戸神様の名水をいただいて |
登山道入口 |
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急坂を登ります(2051S/T) |
坂の途中にイチゲの群生 |
雪割草も満開 |
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城の歴史を説明されるKさん |
キャンプ場の展望台へ(2051S/T) |
日本海を望む |
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展望台で説明を聞く (2051S/T) |
海を背にして昼食 |
お抹茶をいただいて |
午後はバスで妙法寺へ移動。この地は日蓮上人がとどまったという地で、妙法寺は日蓮宗の名刹です。
経文を収めたという六万部塚まで登ります。ここで又花を楽しみ、村岡城跡へ。
妙法寺裏、馬蹄形に残る城跡周辺は、地元の方々によって良く整備されています。その遊歩道を巡り里山の自然を楽しむことができました。
(俳句)聖人の経塚囲む雪割草 (俳句)本丸の木々青空へ芽吹き急 (俳句)参道は水芭蕉いま花明かり
(俳句)のろし台すぎほつほつと山椿 (俳句)良寛の歌を背に負ふつるし雛 (俳句)緋もうせん敷いて華やぐつるし雛
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妙法寺山門 |
貫主様から歓迎のお言葉 (2051S/T) |
六万部塚を参り (2051S/T) |
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欅の空洞に仏様 |
エンレイソウ |
カタクリ |
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雪割草 |
水芭蕉 |
和島のつるし雛 |
お天気に恵まれ、たくさんの花を愛でながら春の里山を十分楽しんだ一日でした。
道の駅わしま「和らぎ家」のつるし雛もみごとでした。 |
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集合写真(2051S/T) |
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