≪紀行文≫ |
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〜〜〜歴史と陽だまりの道を歩く〜〜〜 |
大雪の影響で2回延期されましたが、3度目の正直、快晴のトレッキングとなりました。
コースは安中市秋間丘陵にある「歴史とこもれびの道」歩きです。
バスの中でH/Kさんより安中市と新発田市は深いご縁があってと、「安中市から駆け付け、鳥坂山の城資盛の反乱を平定したという佐々木盛綱」の話をして頂きました。
石尊山は標高571m、古くから石尊信仰が行われており、登山道の石仏や石祠や、山頂には10基ほどの石宮が祀られています。
山頂まで標高差が100m、丸太で区切った階段の急登でしたが、頑張って登り切ることができました。
山頂からは竹やぶの中を通り風戸峠へ、少しワイルドな歩きでした。
(俳句)登山口からの急登春日差す (俳句)熊除けの釜かかる枝芽吹きまだ
(俳句)石尊山十の祠や春浅し (俳句)折れ竹をくぐり片付け春の山
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準備は良いですか? |
石尊山登山口 |
急登が続きます |
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不動明王に挨拶 |
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一歩一歩頑張ります |
山頂での集合写真 |
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山頂の石宮 |
ワイルドな竹やぶ歩き |
風戸峠に到着 |
戸谷山は標高605m、風戸峠から緩やかな尾根歩きになります。左手に榛名山塊を眺めながら、久しぶりに陽の温もりをたくさん楽しむことができました。陽だまりの中での昼食とT/Kさんに点てて頂いた一腹は、雪国に住む者にとって何よりのご馳走でした。
(俳句)峠路の春風はまだ冷たくて (俳句)幹ねじれからまる奇木春空へ (俳句)白梅の一輪きらと下山道
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戸谷山へは緩やかな登り |
陽射しが嬉しい! |
奇木もまた楽し! |
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時には残雪も |
陽を一杯浴びて! |
戸谷山山頂の中継所 |
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春の陽がご馳走 |
お茶菓子も春 |
茶筅の音も軽やか |
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赤穂四十七義士像は義士の一人である片岡源五右衛門高房の家僕で、下秋間出身の元助が義士の供養のために建立・設置したものです。
浅野長矩夫妻と四十七義士の石像が岩戸山の霊地に祀ってあります。
(俳句) 義士像の入口桜ほころびて
(俳句)岩陰の義士像四手に春の風
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岩戸観音像後 |
赤穂四十七義士像 |
堀部安兵衛像はどれ? |
秋間梅林の散策を行いました。
梅林の頂からは、先ほど登って来た石尊山から戸谷山までの山並みが一望に。「あんなに歩いたんだよねぇ〜」と頑張りを称え合いました。
秋間梅林の梅は咲き始めでわずかでしたが、マンサク、フクジュソウ、ロウバイの花を愛でることができました。
今年は大雪で悩まされましたが、春の訪れが近いことを感じた一日でした。
(俳句)登り来し山眺めつつ梅三分
(俳句)咲き残る蝋梅の香を存分に
(俳句)石垣の多き山里犬ふぐり |
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梅林より石尊山、戸谷山を望む |
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秋間梅林の散策 |
梅の香を楽しみ |
ロウバイの花を一枚 |
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