≪紀行文≫ |
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初トレッキングは「開運」を願い、中山道最大の宿場町であった本庄宿の七福神めぐりです。
本庄七福神は、本庄宿の面影が残る旧中山道沿いを中心に10霊場に設置されています。
弁財天が三つ、大黒天が二つあり、合計十福神になるのが特徴です。
雪の新潟からバスは一路本庄へ、県境のトンネルを抜けると青空が迎えてくれました。
普寛霊場の大黒天から七福神めぐりの開始です。七福神開運マップにスタンプを一つずつ押すのも、七福神めぐりの楽しみの一つです。
混雑を予想して用意して下さった、班長さんの背の赤い目印が心強ナビです。
慈恩寺境内では野菜も売られており、さっそくお土産の野菜を買いました。
(俳句)早立ちの初旅武州七福神 (俳句)福詣で武州本庄は日本晴
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七福神めぐりのスタート |
普寛霊場の大黒天詣り |
安養院の毘沙門天詣り |
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スタンプも楽しみの一つ |
班長さんのグッドアイデア |
野菜売りの試食が並び |
銭洗い弁財天の水で銭を洗うと財宝に恵まれると言われます。財に恵まれることを願って、慈恩寺の銭洗い弁財天で500円硬貨を洗いました。 開善寺ではお賽銭とピンバッチが配られ、お汁粉のサービスもありました。大きな白玉団子が2個入ったお汁粉は、温かく心からあったまることができました。
(俳句)山門にみかんのたわわ大黒天 (俳句)銭洗ふ弁財天に冬日差す (俳句)風寒しお汁粉嬉し布袋さま
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慈恩寺の銭洗い弁財天 |
500円玉を洗い |
お賽銭とピンバッチ配布の列に並び |
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開善寺のお汁粉サービス |
たっぷり入ったお汁粉 |
温か〜い!! |
お昼は「つみっこ合戦」会場で「つみっこ(すいとん)」を食べました。「つみっこ合戦」とは本庄の郷土食「つみっこ(すいとん)」の味を比べるイベントです。桑の葉を摘み取る様子から、小麦粉を練ったものを手で「つみとる」ようにちぎって鍋に入れたことから「つみっこ」と言われています。郷土芸能を楽しみながら、青空のもとで食べた「牛肉入りつみっこ」は美味しかったです。ちなみに、この牛肉入りつみっこが優勝したそうです。
(俳句)つみっこを頂く昼餉福まゐり (俳句)子等の打つ青嵐太鼓福詣で (俳句)冬晴るる舞ふは本庄玉すだれ
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「つみっこ合戦」会場に到着 |
青空のもと賑わう会場 |
本庄名物「はにぽん」 |
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行列に並んで買う |
「つみっこ」は一杯100円 |
豆乳味と牛肉入りのつみっこ |
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美味しいで〜す! |
子供たちの青嵐太鼓 |
本庄玉すだれ会の皿回し |
午後は、残る寺と神社、六つをめぐります。
福禄寿のある円心寺では甘酒のサービスがありましたが、すぐに品切れになってしまいました。残念です!
本庄駅前から城立寺の大黒天へ、そして寿老人のある林泉寺まで、昭和の懐かしい感じの残る通りを歩きました。
(俳句)山門は天明遺産冬うらら (俳句)鈴なりのきんかんもあり福めぐり (俳句)寿老人ひと休みする冬日向
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甘酒のサービス |
円心寺の福禄寿 |
本庄市の指定文化「天明の門」 |
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スタンプを押してもらい |
静かな町並みが続く |
城立寺の大黒天を詣り |
本庄には中山道最大の宿場町として栄えたころ、繭の集散地として賑わったころの面影を残す文化財がたくさんあります。その一つ旧本庄商業銀行の赤レンガの建物を見学しました。この建物は抵当となった大量の繭や絹糸を一時保管するための倉庫として建築されたそうです。
(俳句)まゆの蔵残りし町の福詣で
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旧本庄商業銀行の建物 |
本庄祭りの山車のミニチュア |
建物の説明を聞き |
十福神めぐりも残り二つになりました。佛母寺の弁財天は三つ目の弁財天になります。最後とあって、すごいお札が洗われています。きっと財が成されることでしょう。
最後は金鑚神社の恵比寿尊をお詣りをして、十福神めぐりを終えることができました。七福神ならぬ十福神をめぐり、しっかりと一年の「福」を得ることができました。
(俳句)札洗ふ弁財天や寒の水 (俳句)古りし宮〆新しき恵比寿天
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三つ目の弁財天に到着 |
すごい!お札洗い |
ご利益があるかな? |
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モダンな弁財天 |
珍しい神社の七福神 |
しめは恵比寿尊 |
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七福神開運マップ |
10ケ所のスタンプが揃い |
トンネルを抜けると雪国 |
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