≪紀行文≫ |
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今年のキツネノカミソリパトロールは3人の新人さんが来てくれました。途中、角海浜の移築古民家の見学からスタートしました。
角海浜はその昔毒消し売りで財を成した裕福な村でしたが、海蝕が深刻で集団離村の運命を辿りました。
その跡地を原発目的で買い取った東北電力と周辺住民との間で原発の是非をめぐって闘争を繰り返したのは記憶に新しい所です。 |
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新人あいさつ |
昔は裕福な村だった |
寺沢山を目指します |
五ケ浜集落の端から裏山に入り、寺沢沿に登ると日蔭になった東斜面を赤く染めてキツネノカミソリの大群落が見事でした。
その花畑の真ん中を突き上げるように急坂を登ると、左右の群落を下から見上げる格好になって実に見事な眺めでした。
(俳句)赤赤と日を受けとめて狐花
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民家の裏から入山 |
まっ赤なキツネ花現わる(1866) |
谷を登り |
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これは必携アイテム |
一面キツネ花(1866) |
花畑のど真ん中を(1866) |
傾斜が緩むと支尾根の稜線に出て休憩しました。今朝は海から吹き上げる風はカラリと乾いて爽快でした。
稜線を登ること暫し、やがて小浜尾根に合流し、間もなく灯台尾根に出て後は毎度の主稜線に乗りました。
(俳句)兎波たてて盆北風(ぼんぎた)たたみくる (俳句)潮割って沖へ押し出る秋出水
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急です |
漸くゆるみました |
小浜尾根と合流 |
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灯台尾根に出ました |
表通りはゴミあり |
腕章が光ります |
盆過ぎて平日の山頂は登山者も疎らでしたが、広場を一巡して清掃するとタバコの吸い殻やら食べ物ケースやら結構なゴミを回収しました。
向陽観音堂前の広場で昼食にして、集合写真を撮って午後はいつもの浦浜コースを登山口へ下山しました。
みなさん一日お疲れ様でした。
(俳句)秋一日(ひとひ)越(こし)は乾坤(けんこん)晴れわたり
(おわり) |
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盆過ぎの山頂は閑散として |
タバコの吸い殻発見 |
ゴミ結構ありました |
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山梨はほんのりの甘さとか |
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向陽観音堂前の広場で昼食(2070) |
向陽観音堂前で集合写真(2070) |
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