≪紀行文≫ |
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数日前の日報朝刊に「ばばしょの茶屋」の記事が出ていました。
茶屋自慢のところ天と涼しそうな名物かき氷を味わってみたいものだと、はるばる出かけたのでした。
城山(時水城跡)は信濃川の左岸に沿って、小千谷市街の背後に延びる丘陵のピークで、西山遊歩道としてハイキングコースが整備されています。南北朝時代に南朝方に属した新田氏の将・小国氏の要害があった所で、戦国時代には上杉氏の将・曽根氏の居城となり、上杉謙信に叛いたため?生(ひう)城主の平子氏に攻め落とされたと伝えられます。
関越自動車道の小千谷ICから車のナビ任せで農村の道を走ったものの、登り口の馬場清水への入り方が判りにくくて、山側へ一車線幅の農道をどんどん走ると棚田の先は行き止まりでした。
馬場清水のある駐車場の上に石仏の祠があり、そのたもとに西山遊歩道の標柱が置かれて城山へは1時間とありました。
城山は地元の人達の健康維持の山になっているようで多くの登山者とスライドしました。
ヒル・ウォークといって良いほどの標高ですが山頂直下には休憩所もあって越後三山の好展望地になっていました。
(俳句)南朝の山城址の岩清水 (俳句)石祠三観音に秋の風
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馬場清水の駐車場は満車 |
美味しい水らしい |
茶屋からスタート |
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昔出城が |
小千谷市街を遠望 |
ここからが急登 |
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ハ・ナ・コさんが目前に |
鐘はどこ? |
あの山がアレで |
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山頂は好展望台でした |
夏わらびがニョキニョキ |
お疲れさま〜! |
昼食後は丸山へ向かう稜線を辿りました。途中通過した崩壊地の痩せ尾根は中越地震による崩壊地で、ここ一帯には多くみられるようでした。
小ピークを三つ越し、刈り払いされたピークに立つと谷を隔てて八石山、米山、黒姫山の刈羽三山がよく見えました。
(俳句)風はさらさらと山しみじみと秋
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丸山へ縦走開始 |
崩壊地は要注意 |
下村分岐 |
丸山分岐で下村に下るコースに進みました。
この下山道は登山者が少ないために藪化していましたが、問題なく通ることが出来ました。急坂をジグザグに下って行くと今朝、道を間違えたばかりの棚田の農道端に出ました。
今朝の農道を忠実に辿れば長行程になるのを嫌って、近道の積もりで藪化した林道跡を下って行くとこの道は中越地震被害で放棄されてしまった棚田をめぐる農道で、かえって遠回りをする結果になりました。 |
午後は気温も上がって汗が噴き出す中を1時間ほど頑張ってスタート地点に戻りました。
(俳句)ひたすらに歩き自祝の心太
(おわり) |
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下山途中から稜線を仰ぐ |
野ブドウが素敵でした |
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藪化した農道を辿り |
茶屋はもう直ぐ |
ご褒美の心太 |
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