≪コースタイム≫
飯豊山荘(6:50)…中之島(13:00)…飯豊山荘(17:30) |
|
≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜石転び沢行きのチャンスを貰った私〜〜〜 |
初めての飯豊山の下り、梶川尾根から覗き見た石転び沢は、いろんな山で耳にしてきました。
簡単ではないことを知りつつも昨年楽山会のTさんにお願いする機会ができ、「沢へのへつり道の状態が意外と良い」とのことで思いがけずもチャンスがやってきました。3人の頼もしき男性と私、今年、後期高齢の記念すべき年になりました。
希望をもってヘツリもこなし、沢に出た。え!こんなところもあるんだと思いつつ支沢も越へ、夏道を歩いて雪渓に出た。
アイゼンをつけ、歩き始める。雪の白、ブナの緑は素晴らしい。
歩いているうちに私は思った。白馬大雪渓には申し訳ないが、こちらが何倍もすごい。雪渓につくまでが大変、雪面の斜度が強い。
今日は晴、門内沢を右に見送り、石ころび沢の核心部に入る。飯豊山荘を出て6時間以上、最後の急斜面下の通称中之島に着いた。
日帰りの予定、帰りの時間を考慮、リーダーがここで昼食・下山をを決定する。
上を見たらより強い傾斜。十文字鞍部まであと1時間、残念2・大満足8・・・。
上り下りで北股から計5〜6回の落石。当たったら間違いなく死亡事故。雪面の落石は音が小さいため皆で後ろを確認しながら下山します。 |
|
あの岩で休憩と思うが歩いても歩いても着かない雪渓下り、あの沢も越え、ヘツリも歩いて午後5時09分温身平に着いた。
明るいうちに無事下山。11時間の素晴らしい雪渓と、苦しい、楽しい、歩き、なかなかの旅でした。
3人の山男さんには感謝でいっぱいです。
石転び沢の思い出!いけるところまで、無理せず、無事の下山で思い出の山づくり! |
|
|
温み平 |
長い長いアプローチ |
|
|
名物の名水 |
|
門内沢との出会い付近を行く |
石転び沢全景 |
|
|
|
|