会山行紀行文 2018年
6/24(日)
晴れ
(いしころび)
石転び沢

参加者 (紀行文) 1873 T/H
4名
(男性3名・女性1名) (写真) 1854 M/T
≪コースタイム≫
飯豊山荘(6:50)…中之島(13:00)…飯豊山荘(17:30)  
≪紀行文≫
〜〜〜石転び沢行きのチャンスを貰った私〜〜〜

 初めての飯豊山の下り、梶川尾根から覗き見た石転び沢は、いろんな山で耳にしてきました。
 簡単ではないことを知りつつも昨年楽山会のTさんにお願いする機会ができ、「沢へのへつり道の状態が意外と良い」とのことで思いがけずもチャンスがやってきました。3人の頼もしき男性と私、今年、後期高齢の記念すべき年になりました。

 希望をもってヘツリもこなし、沢に出た。え!こんなところもあるんだと思いつつ支沢も越へ、夏道を歩いて雪渓に出た。
 アイゼンをつけ、歩き始める。雪の白、ブナの緑は素晴らしい。
 歩いているうちに私は思った。白馬大雪渓には申し訳ないが、こちらが何倍もすごい。雪渓につくまでが大変、雪面の斜度が強い。

 今日は晴、門内沢を右に見送り、石ころび沢の核心部に入る。飯豊山荘を出て6時間以上、最後の急斜面下の通称中之島に着いた。
 日帰りの予定、帰りの時間を考慮、リーダーがここで昼食・下山をを決定する。
 上を見たらより強い傾斜。十文字鞍部まであと1時間、残念2・大満足8・・・。

 上り下りで北股から計5〜6回の落石。当たったら間違いなく死亡事故。雪面の落石は音が小さいため皆で後ろを確認しながら下山します。
あの岩で休憩と思うが歩いても歩いても着かない雪渓下り、あの沢も越え、ヘツリも歩いて午後5時09分温身平に着いた。
 明るいうちに無事下山。11時間の素晴らしい雪渓と、苦しい、楽しい、歩き、なかなかの旅でした。

 3人の山男さんには感謝でいっぱいです。

 石転び沢の思い出!いけるところまで、無理せず、無事の下山で思い出の山づくり!
 温み平  長い長いアプローチ
 名物の名水
門内沢との出会い付近を行く 石転び沢全景