会山行紀行文 2018年
5/30(水)
曇り
(すがりだけ・ふじさん・たていわやま)
須刈岳・富士山・立岩山

438m  509m  430m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y
単独
(男性1名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
国道49号線駐車場(7:32)…上野尻登山口(7:34)…須刈岳山頂(8:16-8:23)…上野尻登山口(8:48) =漆窪登山口(9:27)…富士山山頂(10:00-10:05)…泥浮登山口(10:22)…漆窪登山口(10:45)=立岩山登山口(11:04)…立岩山山頂(11:11)…立岩山登山口(11:16)
≪紀行文≫
〜〜〜日本一の富士山と同じ名を冠した西会津の富士山へ登る〜〜〜

 昼から雨が降る予報なので、午前中に3つの山を登る。
 富士山という名前にほれ込み4年前の平成26年5月11日(日)にNリーダーの山行で登ったが、来年山行に計画したいと会津百名山の富士山に加えて、福島百名山の須刈岳と立岩山に登った。
 富士山のみで山行計画は短すぎなので、経路の途中にある福島百名山の須刈岳に登り、富士山の後立岩山に登った。

≪須刈岳(438m)福島百名山≫

 西会津町上野尻地区にて悠然と流れる阿賀川の左岸に佇む。古くから山麓の住民が豊作祈願と雨乞いを行ってきた信仰の名山。
 標高は438mとさほど高くはないが、こんもりと屹立した山容で存在感がある。
国道49号線沿いの広い駐車場から.新潟方面に2分ほど歩くと左側に上野尻登山口 登山口の看板、頂上まで50分
林道のような道  登山口から5分で分岐を右に  途中で山頂が見えた
ここにも分岐があり左へ 標識は各所にある   この標識から頂上近くまで急登の連続 
草木が登山道を覆っていて急登 急登で苦しいが
このような見晴らしの良い場所もある
山頂近くの新緑のブナ林
須刈岳山頂到着 山頂から手前が先般登った高揚山、
後ろが飯豊連峰
上野尻登山口到着

≪富士山(508.8m)会津百名山≫
 
 世界遺産の日本最高峰の富士山は4回登っているが、福島の富士山か今回で2回目。
 喜多方市と西会津町の境にある(頂上は西会津町新郷冨士地区)「富士山 508.8m」も、国土地理院の地形図には間違いなく「富士山」と記されている。地元では「権現山」とも呼ばれ地元の人々に親しまれ、山頂には祠(御冨士権現)と灯篭があり、全国に広まった富士信仰の裾野の広さを感じさせる霊峰。
 北側に飯豊連峰が迫り、東側には磐梯山を遠望できる。山麓には美しい棚田が広がる。南麓には立岩山(雷山)とよばれる雨乞い山があり、富士山との背比べ伝説の伝承が残る。
橋の奥、軽トラ右の登山口標識を右に入る 左の写真の右奥の古峰神社 この橋を渡る
暫く傾斜の少ない道を歩く  途中にあった雨天神様の石碑 あまり人が歩いていないのか雑草が多い 
ここから分岐を右へ  この辺からしばらく続く急登急登の連続  ようやく見晴らしの良い場所の壱の坂展望
まだ雪が残る飯豊連峰と手前左の高揚山 急登が続き 弐の坂展望(熊に齧られた?)
頂上か?まだ先があった 頂上直前に飯豊山の標識?
どうもこちらの方向ですよ、のようだ 
富士山山頂の石の祠(御冨士権現)と灯篭 
富士山山頂標識 磐梯山標識の向こうに会津磐梯山が見えた
御神楽岳標識があるが、
御神楽岳は森林で見えない  
立岩山と各登山口の分岐標識 立岩山と泥浮登山口の分岐標識  
荒れた畑に出て、道を探した  泥浮登山口に到着(泥浮登山口標識)  道路に出て漆窪登山口まで20分ほど歩く  

≪立岩山(430m)≫
 立岩山は、この富士山の東隣の立岩集落にある小岩峰である。地図にも記載されていないが、富士山との背比べの伝説も残る、地元では大切にされている山である。
 T字路に立岩山の案内板があり、以下のように書かれている。
「太古のロマン景勝の立岩山」
 立岩、前に堤とそこにそびえ立つ岩山、立岩山は村を代表する景勝地であり、頂上からは会津平を一望できるところである。
 また昔話と伝説によれば、立岩山と富士山の背比べをし、高い方が地主になり天下を取ることになった。勝負の結果は、天女に邪魔された立岩山が負け、富士山が地主神になったというさらに昔、干ばつに見舞われた際、地区民が天に届くように頂上に登り雨乞いを行ったところ、突然雷雨となり大杉に落雷し穴があいたという言い伝えがあり通称雷山とも呼ばれている現在も穴のあいた大杉があり今でも、信仰されている。
T字路に立岩山の案内板
「太古のロマン景勝の立岩山」
民家の入り口から林道へ 畑の脇を歩く
登山口標識、左は立岩山、右は富士山へ 立岩山の登山道  立岩山山頂の看板 
立岩山山頂の祠 立岩山山頂から見えた磐梯山 立岩山山頂の看板