会山行紀行文 2018年
4/27(金
晴れ
(はいがだけ)
灰ヶ岳

1027m
参加者 (紀行文) 1968 N/K
単独
(男性1名) (写真) 1968 N/K
≪コースタイム≫
杉川チャレンジランドと悪場峠の分岐辺りの駐車場(5:31)…毛石山(8:04)…灰ヶ岳(12:40)…毛石山(16:11)…駐車場(18:04)
≪紀行文≫
〜〜〜ニッチモサッチモ行かない藪に負けそうになるも初めての山頂に立つ〜〜〜

 五泉市の村松白山の登山道田村線を歩くと、東側には杉川を挟んで毛石山から灰ヶ岳へと連なる稜線がよく見える。
 そこを歩いたことは数回あるのだが、灰ヶ岳のピークには至っていなかった。結構藪道もあり尻込みしてしまう処もあるが、
残雪を歩いた心地よさが頭をよぎった。
 先日、木六山辺りから見た様子では雪解けが進んでいるように見えたが、間もなくヒルや蚋など活発になる事を思うと
その前にと思い、出かけた。

 登山口の道路脇に車を止めて橋を渡り、コンクリートで蓋をしている水路の上を歩く。間もなく右の山道へと逸れていくと
沢を遡るようになる。
 やがて視界の効く平らなところに出た。そこからは巻道が続く。赤いテープもあり毛石山まで迷うことは無さそうだと思えた。
整備前のせいなのか?何か歩きにくく油断のできない道だった。

 毛石山の先は藪刈は行われていないのか、数年前と相変わらずの様子で、手で掻き分けけないと前に進むことはできない
 所が 何箇所もある。うんざりする中にもこの時期の雪渓に広がる新緑のコントラストが何とも言えないくらい綺麗で気力を取り
戻させてくれた。
 雪解けの池があり両生類の卵?がいくつか見える。この先で稜線は大きく下がり、灰ヶ岳がすぐそこに見えた。しかしながら
届こうと飛び込んでみると中々!!!徐々に足の上りも弱くなり、気力もめげてくる。ニッチモサッチモ行かない藪に負け、とうとう
お昼にした。 気を取り直してもうひと頑張りし、初めての山頂に立つ。
灰ヶ岳山頂からの360度のパノラマ