≪紀行文≫ |
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≪過去のヒマラヤトレッキング≫
2015年4月 2日 〜25日3名(男1女2名)エベレストBC5300m/ゴーキョ5483m/カラパタール5545m
2016年4月7日〜25日プーンヒル3198mアンナプルナBC4130m・+クアランプール観光
2017年4月 8日〜28日マナスルグラウンドサークル・ラルクパス5135m6名(男2女4名)+香港観光
≪「ランタン渓谷&ゴサイクンドの登山行程」≫3/27〜4/15の延べ?日間の旅でした
4/28成田発10:40〜香港トランジット〜23時カトマンズ着
4/29カトマンズ発7:30ジープ移動7H〜15:00シャプルべジ1460m〜ラマ2410m〜3/31ランタン3325m〜
4/1キャンジンゴンバ3730m〜4/2チェルゴリ4985m登頂〜4/4バンブー1965m〜4/6チャンダンバリ3235m〜4/7ラウルビナ3910m〜
4/8ゴサイクンド4380m〜4/9スルヤピーク5145m(登山道崩落し4850mで引き返し〜4/10シンゴンバ3240m〜4/11ドウチェ2030m〜
4/12ジープ移動(7H)〜カトマンズ15:00〜夜お別れ会
4/13〜4/14カトマンズ観光、4/14カトマンズ発22:30〜香港経由〜4/15成田着14:30〜東京・仙台・新潟へ
新潟参加組は今回初めてなのでヒマラヤ遊覧飛行専用機(2万円)で上空からエベレスト等世界の屋根を楽しむ。
≪「トレッキングの日々の行動」≫-------過去の自分の経験からまとめてみました。ヨーロッパやカナダとは違う
・ガイドは1名(6人以上だと2人)、ポーターは3名(平均的にはトレッカー2人分でポーター1名が標準)
ポーターは1人で30〜40kgの荷物を担ぐ。登山者は着替・雨具・行動食・水・カメラ程度の荷物でよい
・1日当り歩く時間数は5〜7時間程度で高度順応しながら800〜1200m標高を上げ、景色を楽しむ登山計画。
日本のように1日当り急激的に高度を上げたり、スピードを出すと3500m辺りから高山病の症状が出やすい
私自身は今まで5900mのキリマンジャロ含め高山病の症状になった事はない、通常4500m辺りから出やすい
・体力の過信は禁物、我々は全員が登頂するのが目標。遅いぐらい、ゆっくり(Bisteri))歩き高度なれをする。
5000mでは酸素は地上の65%。過去4回のうち1回目(5200m地点の山小屋)と3回目(3700m地点の山小屋)に昨日まで本当に元気な
外国人がヘリで搬送されたのを見た経験がある。我がチームにも症状が出た人はいる。
とにかく、食べ過ぎない腹八分以下にする事、飲み過ぎない、水分を取る事、寝るときの頭を冷やさない事だ。
・山小屋は日本のようにしっかりしたのでなく、簡単なつくりの建物で簡易ベッドと毛布で暖房はない
ベッドの上でガイドが用意した寝袋で寝る。人によっては3500m以上高山病対策でダイナモックスを飲む
・食事は3食+飲み物付きでメニュから好きなものを選ぶ。アルコール類や追加ドリンクは別途料金がかかる
昼食は休憩かねて適当なロッジに入り食事をする。お客が来てから火起こしし用意するので時間がかかる。
1食当たりの量が多い。日本の1.5倍。油炒め料理が多く塩分や香辛料の高い食べ物が中心。食べ過ぎ注意
・我々はアルコールを4000m位までは飲む。どの山小屋でも自家製のひえのどぶろくがありビールの半額以下。
水は山小屋どこでも販売しているがカトマンズで1L20円くらいが山に入ると200円からスタートし500円に。
・登山道はどの山も整備されており(部族の生活道にもなっているので)安全に歩行できる。
4000mまでは雪はなく5000mでも雪のない登山道が多くアイゼンは通常必要ない。
・バスはコースによりかなり違うが原則ないと思った方がよい、水周りの環境は良くない。宿の水は洗顔やうがい程度でペットボトルの利用。
・トイレは水洗もあるが原則手桶で水を汲み流すのが普通。Tペーパーは必需品
・日本人は登山道も宿も原則自分達だけなので、「Namaste」の挨拶から始まり、暖炉を囲み、食べ物の交換や 飲食しながらの外国人との 交流が楽しい時間となる。東洋人と欧州人とは触れ合いの仕方がかなり違う
・日中は日本の4〜5月の気温、4000m超えると朝夕の寒さ対策が若干必要。夜は足元の温シップあると便利
≪「トピックス」≫
ネパールの通貨はルピー。1万円が9200ルピー、100ドルで10200ルピー程度の為替。物価は日本の1/3から1/4位で生活品は購入できる。
スポーツブランドのフェイク品が多くとても安い。バッグやダウンのウエア。
私は花に興味がなく花の写真も取らないので、メンバーの足並みや体調に注意を払ったり、メンバ-の写真を撮ったり雪山の風景を撮ったり、片言の英語で外国人との会話を愉しんだりして登山道を歩きます。
毎年感じるのだが、ヨーロッパアルプスと違い世界中から登山者がきているのがネパール。特に多いのがドイツ・イタリア・スペイン・イギリス・チェコ・イスラエル・タイ・韓国・今回はネパールの殉教者からの登山者。
日本人は本当に少なくしかも年寄りばかり。欧米は20歳前後の女性だけとか男女ペア又は1人など含め多様だ
それぞれ意味があるが、登山道の風景、ロッジの様子、6000〜7500mの山岳風景をデータでまとめてみました。
≪前半≫(3/29〜4/4):ランタン渓谷・キャンジンゴンバ3870mとチェルゴリ4985mの登頂行程での渓谷美の登山道 |
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さあ出発、最初に見えるガンゾ-ラとガンチェンポ、ポータはサンダル |
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キャンジンゴンバからチェリゴリ5004mに向かう |
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ママとダンスを踊りケーキを焼く |
≪後半≫(4/5〜4/12)石楠花の森やゴサイクンドとスルヤピーク・ラウルビナパスの湖畔道と6〜7000mの山岳美
石楠花は日本と違って、主に2800m〜3500mの所に大きな花びらの白・ピンク・赤の花を咲かせます。特に赤の色は深紅の赤は素晴らしいものがある。途中、角田山全体が石楠花のエリアがある。アンナプルナでも観たがこれだけ咲き乱れているのは観たことがないくらい美しい。
チョランパチ3570mのロッジで出会った国際山岳ガイドの平岡竜石さんは20年来ているが今年は咲くのが遅い、カトマンズも雨が多く寒いと言っていた。 |
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ロバ優先、道中は仏教巡礼者と仲良く会話 |
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トイレ |
寝室 |
ヤク(牛)の糞も貴重な燃料 |
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タイ在住の日本人記者 |
ロッジの長老からおまじないの儀式で体調回復 |
ロッジ内にて |
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ゴサイクンドとスルヤ5145mに向かう |
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昨年・一昨年行ったアンナプルナとマナスル |
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