≪紀行文≫ |
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〜〜〜今年も素晴らしいダイヤモンドがでも写真が消えた〜〜〜 |
“ダイヤモンド富士を観る”メンバーとの恒例登山。
初日は時間の関係や未だ行っていない(自身は何度も)山と言うことで三ツ峠山を案内した。
やっと到着した登山口には何故かナンバープレートが無いジープが数台停まっていて、全てタイヤチェーンを装着していた。
準備を済ませ登山道に入るも、コンクリートつぶしたような車道のような登山道が延々と続く。
途中沢を見ると滝も沢も完全に凍結していた。
ベンチ付近まで来ると登山道らしくなるが、車の轍が気になる。 |
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三ツ峠登山口(ジープが沢山停まっている) |
コンクリートが割れたような登山道が続く |
ベンチというポイント |
車が走れる幅の道を歩き続け、やや急斜面に入ると登山道は凍結しアイスバーン状態になった。
山頂直下の登り辛い斜面を上がると、整備された階段があり、その上に山頂の石碑が観えた。
山頂では粉雪が舞い、とても寒く期待した富士も全く見えず、早々下山し山荘のベンチをお借りし昼食休憩を摂った。 |
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ようやく登山道らしくなる(それでも広い) |
山頂手前の広場 |
山頂(粉雪が舞い、富士は観えず) |
下山路はガチガチ凍っている為、アイゼンを装着し慎重に降りた。
下山後は、河口湖、西湖と氷像、精進湖、本栖湖を周り宿に入った。
宿泊した民宿「松風」さんは美味しく珍しい料理をボリューム感たっぷりに出してくれる。
明日は早出の為早々に睡眠となった。 |
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西湖近くで氷祭りの準備がされていた |
旅館「松風」の夕食(食べきれない) |
翌朝、3時半に起き、軽食を食べ4時半に宿を出発。
4時45分に登山開始するも、真っ暗な世界を歩き続け目では暗闇に浮かぶ富士のシルエットは確認できても写真は無理だった。
漸く中腹の展望台付近から富士をカメラに収めることが出来た。
後は徐々に明け行く富士を観ながら山頂を目指し、時には凍てつく樹氷なども楽しみながら九十九折の登山道を登った。 |
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まだ明けない富士(遠く沼津の夜景が) |
ずいぶん明けてきました |
樹氷と月です |
昨日降った粉雪を敷き詰めた山頂は猛烈にに寒く、手足の指先がしびれるように痛い。
待つこと約一時間富士の空の変化がスピードを上げてきたとき、待望の光が差し、口々に「出た〜!」「素晴らしい!」の連発。
ダイヤモンドが差すと一気に気温が上がるような感覚になる。 |
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空の色が刻々と変化していきます |
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出ましたダイヤモンド富士 |
みるみる我々を猛烈な光で照らします |
十分ダイヤモンド富士を楽しんだ後、朝食が待つ宿の戻る為下山開始となった。
宿からの帰路、富士にかかった笠雲が美しくカメラに収めた。
今年も良い写真がたくさん撮れたと喜ぶも……。
帰宅後、今年も素晴らしいダイヤモンドを観ることに感謝しつつ写真整理をしていたら、大事な部分の殆どが突然消えてしまい呆然とする。
残った僅かな写真で何とかこの紀行文を作ってみた。 |
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中腹展望だ迄降りる頃の太陽の位置 |
無事に下山 |
帰路撮影した富士の笠雲 |