≪紀行文≫ |
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〜〜〜少しだけ富士が顔を見せてくれた〜〜〜 |
≪一日目≫
富士山を見る会山行、今回は高川山と長者ヶ岳を選んだ。
10日前から天気予報を確認していたが、この二日間だけは快晴が約束されていた。当日の朝、新潟は雪の予報だったが小雨で迎えた。その小雨の中をバスで出発し関東地区に向かった。
清水トンネルを超えると青空が見えるはずだったが雲り空だった。スマホで確認したが、スマホでは快晴、道中、圏央道から、いつも見える富士山がこの日に限って見えなかった。なにか不安を感じた。 |
道路が予想以上に空いていて初狩駅には予定より30分も早く着いた。
登山の準備をして町中を登山口をめざし歩きだす。
道路が狭くバスでは登山口まで行けない。 |
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初狩駅で準備 |
車道を歩き登山口へ |
登山口からは杉林の中を歩く。新潟と違って、このあたりの山道は乾いている。
落ち葉を踏みながら、柔らかい土の感触、周りの木々はよく整備されていて、冬だというのに暖かささえ感じる。
やがて女坂と男坂の分岐に出て、女坂を選ぶ、同じところに合流するが女坂のほうが傾斜が緩い。 |
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登山口 |
杉林の中を歩く |
ヤセ尾根を登る |
山道は少しずつ傾斜が急になり、やがて山頂に着く。
山頂には多くの人が休んでいたが、残念ながら、ここからも富士山は見えなかった。しばらく休憩の後、来た道を引き返す。
途中から沢コースに入り登山口に。 |
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もうすぐ山頂です |
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沢コースの下り坂 |
高川山山頂集合画像 |
バスで崇岳荘まで、ロビーで甘酒を飲み、冷えた体を温める。
入浴の後は夕食タイム、この日は富士山は見えなかったが翌日に期待しよう。 |
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夕食 |
名物のほうとう鍋 |
夕食風景 |
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≪二日目≫
朝6時に朝食、食べ終わる頃にようやく外が明るくなった。 外に出ると山中湖の奥に大きな富士山が見えた。 |
今回の山行で初めての富士山、水面には波があり、逆さ富士こそ見えなかったが、堂々とした、その山容にはいつもだが威圧感を感じる。
7時にバスで出発、今回は、その富士山を見ながら裾野をほぼ半周する。
河口湖、西湖、本栖湖の横を通り、田貫湖畔の富士休暇村の駐車場でバスを降りる。 |
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朝食 |
山中湖畔からの富士山 |
準備をして歩きだす。林道の入り口に案内板があった。長者ヶ岳への近道が記されていたが、林道の途中から右に折れるようになっていた。その林道を歩きだす。 |
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長者ヶ岳登山口にて |
車道を歩く |
やがて山道に |
しばらくすると右に折れる道らしきものがあったが案内表示がなかったので、そのまま林道を前進した。
林道はやがて終り、右側によく整備された山道になっていた。それを進み、やがて観音様に、さらに上に上がると赤い鳥居があった。
その鳥居の裏側に踏み跡があったので、それを頼りに上に歩いた。
しばらくして踏み跡がなくなった。「しまった、道を間違ってしまった」しかし、赤い鳥居からもう200M以上前進した。
ヤブの特徴は後戻りが危険だということ、不安がなかったわけではないが前進するしかない。
この日の山頂までの高度差は660M、もうすでに300Mほど進んでいたので、後360M、周りを見ると小さな小石をいくつか積み上げたケルンのようなものがところどころにあり、山の手入れ業者が時々来ているように思えた。
純粋のヤブとちがって下草がほとんどなく、大きな木々の小枝が伐採されていた。それに傾斜はそれほど険しくなく、今回は14名の小集団、経険豊富なSLも2名いた。標高差100Mも上がれば登山道に辿り着けるだろうと前進を続けた。 |
時々踏み跡が現れたが、すぐに消えてしまった。数名のメンバーには慣れないヤブコキ、前進というより待っている時間のほうが多かった。意外に時間がかかったが、1時間半ほどで登山道に辿り着いた。
そこで休憩、山頂まで30分のところだった。ここでみんなに道を間違ったことと、ヤブコギをさせてしまったことのお詫びをした。 |
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観音様 |
まだまだ登る |
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赤い鳥居 |
ヤブの中を進む |
登山道に辿り着く |
山頂には10時50分に着いた。40分の時間ロスだった。山頂から本来は大きな富士山が見えるはずなのだが、この日は雲の中、救いは後ろ側に見えた南アルプスだった。 |
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長者ヶ岳山頂 |
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南アルプス眺望 |
集合画像 |
集合写真を撮り、今度は昔登った表登山道を降りた。田貫湖畔に降り、湖の脇の歩道をバスの待つ休暇村富士に進んだ。
みんなの希望で近くにある白糸の滝を見物して帰路に着いた。 |
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落ち葉を踏みながら下る |
杉林の中の道 |
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白糸の滝 |
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バスに乗り走り出すと右横に富士山が見えた。
その富士山に別れを告げて新潟に戻ったのでした。
帰りに通った妙高地区は大雪の道路でした。
参加メンバーの皆様、お疲れ様でした。 |
この日最後の富士山 |
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