会山行紀行文 2018年
11/10(土)
曇り時々小雨
(かりわくろひめ)
刈羽黒姫山縦走
891m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−147 グレード:C上  39名
 担当リーダー2148 H/H (男性9名・女性30名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=別俣コース登山口(8:15-8:25)…白倉コース出合(9:35)…黒姫峠(10:25)…鵜川神社(10:55)…黒姫山山頂(11:00-11:05)…鵜川神社(11:10-11:45)…磯野辺登山口(12:35-12:40)=楽寿の湯(13:00-14:00)=新潟駅南口(16:30)
≪紀行文≫
〜〜〜生憎の天気でしたが楽しい山歩きでした〜〜〜

 黒姫山(くろひめやま)という名前の山は日本に三つあるそうです。
 、西頚城(にしくびき)の黒姫山【青海黒姫山(おうみくろひめやま)】、長野県信濃町(しなのまち)の黒姫山【信州黒姫山(しんしゅうくろひめやま)】と、今回歩く刈羽黒姫山(かりわくろひめやま)があり、区別するため頭にそれぞれの地名を付けて呼ばれているそうです。
 今回の刈羽黒姫山には主として、水上(別俣)・清水谷・折居・磯之辺・白倉の5コースがあり、今回は水上から入り磯野辺に降ります。

 実施する数日前からリーダーのご苦労が伝わってくるほどの天気予報の不安定さでしたが、昨夜の予報はまずまずでした。
 しかし、新潟駅に集合するときからすでに雨が降り、途中トイレ休憩の大積PAでは、今日はどうするかのリーダー会議をする程の雨が降っていました。

 とりあえず登山口まで行こうと、別俣コース登山口に来ると、気にならないレベルの小雨で予定通りに行動することになりました。

 到着後、速やかに準備を済ませ、リーダー説明の後、出発です。 

(クリックで拡大)
今回歩いたコース
別俣コース登山口 全員雨具姿でリーダーの話を聴く さあ出発!

 歩き始めは、やや軽めの斜面を登って行きますが、やがて落ち葉を敷き詰めたような穏やかな登山路となり、その後も小さなアップダウンが繰り返され優しいハイキングコースのようです。
始めはやや軽い登り やがて落ち葉を踏みしめ平坦路 広葉樹の広場で休憩

 その後もきれいな広葉樹で囲まれた道を進みますが、「晴れたらもっと綺麗なんでしょうね」との声が聞こえてきます。
 稜線上の道を進むとややきつそうな斜面で動きが滞ています。雨で滑るようです。
 登り切ると白倉コースとの出合いで、小さな石仏が数体立っています。
広葉樹のトンネルに思わず声が 今日始めての急登です 白倉コースとの出合いで休憩

 ゆっくりですが確実に高度を上げていきますと、時折濃いガスに覆われることもありました。
 やがて足元に熊笹が目立ってきたら、黒姫峠に到着です。ここで初めて標識らしいもの観ました・
時折濃いガスに覆われました 熊笹が目立ってきました 黒姫峠到着

 黒姫峠を過ぎると、ややきつめのアップダウンが繰り返されますが、急に増えた「山頂まであと〇〇米」の札に励まされ足が進みます。やがて進むガスの向こうに屋根らしきものが観えてきます。「あっ!山頂の山小屋だ」との声も聞こえましたが山頂まで未だ200メートルは有り、観えたのは鵜川神社でした。
 鵜川神社(うかわじんじゃ)は機織の神(はたおりのかみ)を祭ったお社と石仏がひっそりとたたずんでいます。
ややきつめのアップダウンが 黒姫峠からは親切な札が目立つ 鵜川神社到着

 鵜川神社から沢山の石仏の脇から僅かな急登で到着します。
 しかしこの日は濃いガスで展望は皆無、そして冷たい風、おまけに小さな避難小屋は満員と言うことで集合写真を撮って早々に下山しました。
鵜川神社の傍に立つ沢山の石仏 濃いガスに覆われた山頂 山頂に到着
山頂にて集合写真(バス一号車の皆さん) 山頂にて集合写真(バス二号車の皆さん)

 幸いにも鵜川神社の前は広く、風も当たらない為ここで昼食休憩となりました。
 休憩中は雨も風も無く楽しいひと時でした。
 昼食後は磯野辺コースの下山です…、しかし、落ち葉で覆われた急斜面は滑りやすく難儀しました。 
鵜川神社前で昼食タイム 磯野辺コースへ下山開始  落ち葉で覆われた急斜面は危ない

 やがて道も広くなり歩き易くなると、磯野辺登山口のキャンプ場。キャンプ場を過ぎると間もなく登山口に到着。
 キャンプ場の駐車場を通り抜けると林道でバスが待ったいました。    
歩き易い道になるともうすぐ  無事磯野辺の登山口に到着 直ぐそこにバスが待っています

 バスに乗ってからは、高柳じょんのび村の楽寿の湯に向かいました。
 広い温泉施設でゆっくりと身体を温め、新潟には早めの帰着となりました。

 今回、生憎の天気でしたが変化に飛び楽しい山歩きが出来たと思っています。
 下見や天気予想で苦労されたリーダーを思うと感謝でいっぱいです。有難うございました。