≪紀行文≫ |
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〜〜〜秋晴の中、思い出に残る山旅が出来ました〜〜〜
バンガローが並ぶ園地は濃霧が立ち込め見通しが利かない中のスタートになりました。
初め杉林の中を緩登が続き、小尾根を乗越すと工事中の林道を横切って登山道が続きました。
細い流れの幸地蔵沢を渡ると、その先で尾根の末端部に着きました。ここからいよいよ今日の本命の急な登りが始まりました。
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スタートは霧の中 |
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林道工事中 |
幸地蔵沢を渡り |
毒きのこ |
見晴らしもない、ひたすらの登りが続き、標高620m付近で漸く傾斜が緩んだ稜線の平坦部が天平(てんぺい)で、ふり向くと雲海の上に出ていました。
(俳句)秋晴の山を隔てて雲の海
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本命の急登続く |
振り返れば雲海 |
天平(てんぺい)到着 |
僅かに下った後に、再び急な登りが始まりました。796m峰が近づくと、右手の谷間に紅葉しはじめたブナの原生林が広がるようになって、心癒される思いがしたのでした。
(俳句)裏菱の原生林のぶな黄葉
796m峰に立つとその先に朝日に輝く岩稜のトンガリが見え、その奥が与平峰の筈でした。
もう一と頑張りして急坂に喘えぎ、岩稜帯に立つと、雲海は薄くなり展望が開けました。
目の前の笠菅山の奥に遠く、飯豊連峰の青い山脈と磐梯山のトンガリが望めました。
(俳句)旧会津領の山々秋天下 (俳句)奥阿賀の青嶺(あおね)畳々(じょうじょう)照紅葉
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ななかまど真赤 |
尚も尚も急登続く |
岩稜はきつい所 |
稜線に出て、与平峰で全員写真を撮りました。稜線はもみじの盛りで、間もなく菱ヶ岳に到着して、早めのランチにしました。 |
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飯豊連峰青し |
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天平尾根全容 |
集合写真 |
ゆっくりとランチタイムを過ごした後、通い慣れたる表菱ヶ岳を下山しました。下山後は入浴して、予定よりちょっと早めに新潟へ戻りました。
(俳句)真赤なるうるし紅葉とななかまど (俳句)好日の大秋晴れを賜りし
今日は秋晴の中を飯豊連峰を眺め、思い出に残る山旅が出来ました。皆さん一日お疲れ様でございました。(おわり) |
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裏菱ヶ岳のぶな黄葉 |
表菱ヶ岳の紅葉 |
うるし紅葉 |
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下山中 |
杉端を無事通過 |
下山しました |
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