≪紀行文≫ |
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〜〜〜みんなの頑張りとチームワークで歩き切った〜〜〜 |
気象異変に加えて予報外れの多い今年の天候、前日までの天気予報は「曇り後晴れ」なので、あまり心配していなかったが、当日は見事に外れて「曇り時々小雨」、雨具を着たり脱いだりしながらも全員元気に完登しました。
18名参加の予定だったのが、台風などによって中止した山行に参加予定だった8名の会員が急きょ追加参加され、合計25名、降り出しそうな空模様を気にしながらも元気に出発しました。
川沿い斜面の滑りそうな道も難なく通過して、今日一番の難所である山葵山までの1時間余の急坂も、気合を入れながら順調に登ります。 |
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「魚止めの滝」登山口 |
魚止めの滝、水量は普段通り |
滑らないように気を付けながら… |
今年7月、今回と同じコースを計画実施しましたが、あまりの暑さにより4名の熱中症などの故障者が出た為に、途中の松平山までのピストンとしたのでした。
今回は7月のリベンジだったのですが、今回は雨、しかし皆さん元気に急坂も登り切り、更に山葵山から先を目指します。 |
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この先の急登に備えて、休憩。 |
山葵山への急登、頑張りどころです |
山葵山、陽も射してきて明るい |
途中では概ね降らなかったものの、山頂での昼食中にまたしても小雨…なんとか腹に詰め込んで集合写真も撮って再び歩き出します。
天気も良くないし、皆さんの気持ち次第では戻るのもありかな?と考えて、「この地点で全コースの三分の一です、戻りたい人は言って下さい」と聞きましたが、どなたも戻りたいとは言いません。
今日のメンバーは頑張り屋さんばかり、気合を入れ直して五頭山に向かいます。幸いなことに、間もなく雨具も要らなくなり快調です。 |
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雨具を脱いで松平山を目指します |
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ガスに煙る松平山の山頂 |
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降らないうちにと昼食タイム |
ガスの松平山で集合写真、「少しボヤケたぐらいが良いのよ」の声も。 |
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時々小雨の中を五頭山目指して… |
大荒川山(900m)を過ぎ |
杉峰分岐、右に進んで五頭山へ |
通い慣れた五頭山、全員が無事にここまで到達した事にホッとしました。
天候も完全に回復しましたが、飯豊方面は深いガス、辛うじて菱ヶ岳方面が姿を見せてくれました。 |
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五頭山本峰に到着 |
飯豊方面はガス、菱ヶ岳がうっすらと |
一ノ峰〜三ノ峰を過ぎ、五ノ峰までくれば、弥彦はガスですが角田山や新潟市内も見る事が出来、疲れた身体にも少し元気が戻ります。 |
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一ノ峰、三ノ峰を通過 |
角田山や新潟市内がうっすらと望めます |
五ノ峰から赤安へ向かって出湯コースを下りますが、所々に削られて歩き難くなった急坂などがあり、声を掛け合っての下山です。 |
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濡れた道を滑らないように気を付けて |
赤安山への分岐を右へ |
ブナ林を一歩一歩確実に |
赤安山への分岐を過ぎれば、天気は一層回復し弥彦・角田山、新潟市街もクッキリと見えてきましたが、濡れた道は滑り易く油断はなりません。
分岐から随分遠く感じましたが、ようやく赤安山に到着。ここでしっかり休憩したいところですが、この先も滑りやすい道が続くことから、あまりゆっくりしていると明るいうちに着けない恐れもあり、10分ほど休憩して出発です。 |
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弥彦・角田、市街地がクッキリと |
悪路も頑張り、赤安山に到着して一安心 |
赤安山からの滑りやすい道は、かなり改良が進み階段も整備されて有難い。心配したほどの事もなく、全員無事に下山しました! |
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ブナのきれいな優しい道も、急階段も元気に歩いて |
全員無事に、下山しました |
終わってみれば、全行動時間9時間7分。流石に「疲れた〜!」の声は聞かれましたが、決して条件の良くないコースをみんなの頑張りとチームワークで歩き切った満足感で、皆さんの表情は明るかった!
リーダーを務めた者としても、そうした皆さんの顔で苦労が吹っ飛ぶ思いの今回の山行でした。
そして今回の平均登高速度は6メッツ、やはりこの速度で歩けば高齢者でも快適登山が出来る事を確認しました。 (おわり)
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(今回の登山データ) |
登り平均速度=
下り平均速度=
全行動時間 = 積算上昇高度=
消費カロリー=
最高高度= 最低高度= |
+303m/h(6.0メッツ)
−354m/h
9時間7分
1121m
2830Kcal
954m
105m |
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