会山行紀行文 2018年
9/26(水)
曇り時々晴れ
(せんじょうがはら)
千畳ヶ原
(鳥海山)

参加者 (紀行文) 2250 T/T
No−121 グレード:C上  43名
 担当リーダー 2051 S/T (男性11名・女性32名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅(5:15)=聖籠新発田IC=大平山荘手前駐車場(9:00-15)…大平登山口(9:20)…見晴台(10:10)…河原宿(11:15-11:20)…千畳ヶ原(昼食12:30-13:10)…大平登山口(15:55-16:05)=(往路)=新潟駅(20:25)
≪紀行文≫
〜〜〜平成最後の紅葉を思う存分楽しみました〜〜〜

 今年は天候不順でいくつもの山行が中止となり、今回も週間予報であまり良い天気ではなさそうでしたが、何と直前になって当日晴れという予報、参加者の皆さんもほっと胸をなでおろした事でしょう。

 参加人数が40人超という事で、リーダーさんは大型バスに変更され大所帯での出発となりました。
 6つの班に編成されたので、「今日は学校登山だと思って、各班長さんの指示に従うように」とリーダーさんからのお話に、遠い昔、学生時代の校外学習を思い出しました。

 そんな中バスは新潟を抜け北上、酒田みなとインターを下りてやがて鳥海ブルーラインを走り大平山荘近くの駐車場に到着、いよいよ山荘の先、吹浦登山口より登山開始です。 

(クリックで拡大)
 今回訪ねたコースの地図と軌跡
大平山荘近くの駐車場で登山準備 大平山荘の先、吹浦登山口よりスタート ナマカマドの下緩やかな道を進みます

 少し色好き始めたナナカマドの緩やかな道を登って最初の休憩場所の見晴らし台からは、稲刈り前の田んぼと日本海に浮かぶ飛島が見えます。
 そんな素晴らしい景色に後押しされながらさらに進むと河原宿に出ます。このあたりから周りからは笹原と池塘がみられるようになり、緑の笹と草もみじ、そして色づいた木々の美しさに思わず見とれてしまいました。
急坂を登り切って見晴台を過ぎ、河原宿目指して進む
 河原宿に到着  海岸の風景がクッキリ!  休憩です

 静かなさざ波の鳥海湖を見下ろしながら歩き続けると、前に鳥海山山頂がうっすらと、でもまだ全容は見えません。
更に、御浜と鳥海湖の分岐を目指して登る 分岐から鳥海湖目指して下る

 本日の目的地千畳ヶ原へはここから下りになります。帰りのことを思うと少し憂鬱にはなってきますが、お楽しみの昼食のことを思い浮かべながら頑張りました。
七高山の上から新山が顔を出す! 色づいた草紅葉が美しい 前方に目的地・千畳ヶ原が見えてきた

 漸く千畳ヶ原に到着しました。
 思い思いの場所でおなかを満たした後は、しばし周りの景色をカメラに収めたり目に焼き付けたり。
丁字形をした案内板兼用のベンチ
千畳ヶ原で草紅葉に囲まれて昼食   千畳ヶ原で七高山を背景に集合写真  
見事な紅葉に囲まれて、鳥海の初秋風景を満喫!

 下りは登りから始まります。先ほど下った木段を上り返すのですが、休憩後の登りってどうしてこんなに体が重く感じるのでしょうか?

 しかし登って来る時よりも山頂がくっきりと見えるようになり元気が出て来るのでした。
 新山に背中を押されて皆さんの足取りも軽くなって順調に下り終え、予定時間ぴったりの下山となりました。

 大雪や猛暑、大雨など異常気象の続いた年ではありましたが、平成最後の紅葉を思う存分楽しみましょう。
 気を引き締め直して下山準備 御浜分岐に向かって登り返しです ガスが取れて新山がクッキリと顔を… 
 急坂を登り切って、御浜との分岐に  更に河原宿を過ぎ…クッキリと浮かぶ下界を見ながら下山 

≪今回のコースで見られた秋の花々≫