≪紀行文≫ |
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〜〜〜大朝日岳に登れた喜びを感じつつ〜〜〜 |
予定どおり新潟駅南口を出発したバスは、登山口の古寺鉱泉に8時に着きまた。天気予報は1日目の17日が曇り後雨、2日目18日は晴れの予報です。秋雨前線の影響でころころ変わる天気ですが、どうやら2日目はお天気に恵まれそうです。
新潟と山形県境に位置する大朝日岳。深田久弥はその著書の「日本百名山」で、東北の山の中でも朝日が一番原始的な面影を残していると記している。朝日連峰は大正末期まであまり人に知られてなっかたようです。
準備を整えて出発、古寺鉱泉朝日館の前を通ると管理人の方が、明日は工事の関係で時間的に交通規制がありますよ、下山時間に注意して下さいと声掛がありました。
ベテランぞろいで予定どおり進行してます。 |
このコースは水場に恵まれていて、登るにしたがい、最初は一服清水、その1時間後に三沢清水と豊富な湧き水があり、水場もきれいに整備されていました。冷たく、おいしい湧き水を飲んだり、補給することができました。また所々、秋の花のりんどうが咲いていました。
昼食を摂った古寺山までは曇りの天気で雨にあたらず、食事をすることができました。 |
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古寺鉱泉登山口で準備 |
いざ出発です |
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水は豊富です |
リンドウが咲いていました |
古寺山山頂で昼食タイム |
ところが予想より早く、昼食後歩き出すと徐々にガスがわいてきて、雨が降り出しました。
小朝日岳は巻道を使い、大朝日岳を望みながらの登山路だったのですが、何も見えずひたすら雨の中の登りです。
14時45分、大朝日岳頂上避難小屋に到着しました。本日の宿泊者としては早い方の到着です。天候が良ければ寝床を確保後、山頂へ行く予定でしたが、雨が続いてガスっていることから明日の晴れの予報に期待、明朝のご来光に合わせて登頂することに変更しました。
濡れている物を所定の場所に掛、管理人さんの説明を聞きながら、我々楽山会11名の場所が決まりました。
荷物の整理が一段落すると、それぞれが担いで来たビールで乾杯です。避難小屋では何も売っていません、参加者それぞれが持ち寄った品をつまみに歓談タイムです。倉島リーダーはソーセージや牛肉を焼いて振る舞って下さいました。小屋番の方からはご自分で採ってこられた、珍しいキノコの炒め物頂きました。
皆さん疲れており、早めの夕食を摂った後、明かりもないことからお休みタイムとなりました。 |
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大朝日岳頂上避難小屋に到着 |
参加者それぞれが持ち寄った品をつまみに楽しい歓談タイム |
2日目の朝、風は強いが曇り晴れの天気です。
昨日は午後からの降雨で頂上には行かなかったが、予報どおりの天気でご来光に合わせて5時出発、大朝日岳の頂上を目指します。
5時20分すぎ、遠くの山並みのかなたが明るく染まり、徐々に太陽が顔を出しました。
初日は雨のため、何も見えない中、頑張って登ってきましたが幸いにして大朝日岳頂上でご来光を拝むことができました。 |
多少雲はありますが、展望は素晴らしいものです。以東岳、月山、飯豊山はもちろん、遠く鳥海山も望めます。幾重にも連なる東北のたおやかな山々の眺めを堪能することができました。
集合写真を撮り、小屋に戻って朝食を済ませました。
6時半、小屋番のおじさんの鳴らす鐘の音に見送られて下山開始です。 |
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山頂からの素晴らしいご来光です |
下山前に避難小屋前にて集合写真 |
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展望を楽しみながら下山しました |
小朝日岳までもう少しです |
登りの時には巻道を利用したのですが、帰路は小朝日岳のピークを踏んで11時20分、古寺鉱泉に到着しました。
さすが楽山会のBクラス、皆さん足並みも揃いトラブル無く下山しました。
帰路12時50分頃、道の駅にしかわ併設の水沢温泉に到着、14時まで汗を流し昼食を摂りました。
その後はシティバスの須藤ドライバーお勧めで試飲自由の朝日町ワイナリーに寄ったり、日本一といわれる道の駅白鷹ヤナ公園に寄ったりして帰りました。
日本には多くの朝日岳があると思いますが、ふるさと新潟県境の大朝日岳に登れた喜びを感じつつ家路につきました。 |
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無事古寺鉱泉に戻ってきました。 |
水沢温泉で汗を流しました |
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