≪紀行文≫ |
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〜〜〜初の百名山登頂に感動〜〜〜
夜半から降り始めた雨が気になり眠りが浅いまま起床したものも外は結構な降り。
すぐさまスマホの天気予報をチェック、谷川あたりは雨雲なしとあるも不安の中、出発となった。
リーダーが用意してくれたてるてる坊主へ願掛けしながら……
バスの中で端保会長から中高年登山者安全対策上での注意事項として、「運動強度6.4〜6.5METSとし、いつまでも登れるスピードで登ることが中高年の突然死防止につながる」と最近目立つ登山遭難者増加ニュースもあってか、心に留めておく大切なお話があった。
すると、次第に前方の空がだんだん明るくなってきて天気予報とおりになるかも……
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リーダーのリュックにてるてる坊主 |
谷川岳ロープーウェイに乗車し、下を見下ろすとちらほら赤や黄色に一部染まっている枝を発見し、これからの登山の期待も高度とともに上昇して行く。天神平駅近くなると目指す双耳峰(トマノ耳、オキノ耳)が遠くに聳えていた。どうか無事に登って来られますように……
体操のおねえさんの声がけでゆっくり体と心の緊張をほぐし、谷川岳山頂へ目指す。 |
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ウォーミングアップ |
谷川岳が待ってくれてる様な |
岩場、ガレ場どんなだろう? |
天神平から木道を進み始めたら、日差しが木漏れ日となり「寒さ対策を」と前日の注意連絡がいい意味で裏切られてよかったと、青空を見上げて脚も幾分弾んだ様な気がする。
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衣替えし休憩なしで避難小屋まで登りホット息着くと、その後は急な岩場の連続で足の置く場所を探しながら慎重に登る。
少し緩やかになったと思ったら浮石があったり、そして大きめなジャリ玉に乗っかりズリー!気を抜けない! |
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熊穴沢避難小屋 ここまではまあまあ |
岩場、ガレ場が続く |
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這ってのぼる |
まだまだ岩場が続く |
黙々と足元ばかり見ていたが、足を止めて下を見渡すと避難小屋の赤い屋根やロープーウェイの駅があんなに下の方に……
天狗のとまり場を過ぎた頃から周りの樹々が低木になり、山の稜線がくっきり見える。刈って落ちている笹の葉をしっかり踏みつけて香りを立たせる。 |
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真っ赤に色づいたナナカマドの実 |
天狗のとまり場、遠くに水上の街 |
天狗さまに見守られて |
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周りは低木のみ冬の厳しさ伺える |
ザンゲ岩にて懺悔中 |
もうすぐ肩ノ小屋だよ? |
なんとか肩の小屋到着。疲れて過ぎて今ひとつ食欲はないがエネルギー充填と思いお弁当食す。すると雲が取れてきて、西側の万太郎山の稜線が見えてきた。頂上はもうすぐそこに待っている。 |
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肩の小屋到着 |
エネルギー充填と思いお弁当休憩 |
昼食後山頂めがけてGO! |
あぁ?さすが山頂は素晴らしい!小屋ではガスに包まれていたのに、360度の眺望がバッチリ。Sさんから巻機山、朝日岳、白毛門が見えていると説明があった。
当の筆者はよくわからなかったが、山ならではの透明感はやっぱり格別!なんて遠くまで見えるのでしょう! |
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振り返ると肩の小屋が霞んで観えます |
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トマノ耳(1963m)に到着し集合写真 |
次は奥に見えるオキノ耳へ |
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オキノ耳を目指します |
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山頂からトマノの耳を望む |
谷川岳山頂(オキノ耳)1977m |
もっと山頂を楽しみたいところですが、時間の関係もあり下山となりました。下山は登りより慎重さが必要と感じました。 |
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下山は、ゆっくりと浮石に気をつけながら慎重に、自分にあった歩幅を保ち、足をつっぱらない様に。 |
予定通りに無事全員下山した。朝あんなに雨だったのに、谷川岳は私たちを待っていてくれた。雨にも強風にもあたらず、BESTな山行だった。それもリーダーさんのてるてる坊主のおかげかしら…
筆者は初の百名山登頂、なるほど皆が百名山に憧れるのは納得と大きく頷く。
帰路の車中にて、全員の自己紹介と登りたい山など抱負を語って、これからの山行の思いを寄せた。心地よい疲労感とともに…。 |
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天神平に到着し、リーダーと感謝の握手 |
クールダウン |
=追記=
下りのロープーウェイゴンドラにて黒い動くものが木の幹を大きく揺らすのが見える!熊とわかり驚嘆しきり!こわ! |
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