≪紀行文≫ |
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〜〜〜台風を避けて、快適登山を楽しみました〜〜〜 |
大型台風21号はかって経験した事のない強風で、新潟には4日夕方から影響が出るとの報道です。
今年の天候は、豪雨や早すぎる幾つもの台風など異常であり、8月の登山計画も何件も中止となりました。
そんな夏だけに、また中止となれば参加者の皆さんもガッカリするだろうと思われます。
数日前から大型台風の襲来を聴いて、中止か決行か悩み、最終的には前日の午前中に決行の決心をしました。
自家用車による菱ヶ岳登山口駐車場への集合、時間よりも早く皆さんが集まっていて、久しぶりの登山に期待の感じが伝わってきます。
夕方の台風襲来までには山行を終えて帰宅できること、その為には当初のコース計画を短くすることなど、参加者の皆さんとの開始前ミーティングで了解を得て出発です。
舗装路をどんぐりの森まで歩き、ここから三ノ峰へ向かって登り始めます。 |
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登山前のミーティング |
新人5名の自己紹介 |
まずは舗装路を登山口へ |
今日の気温は34℃との予報があって暑さを心配しましたが、7〜8m?程度の風が終始吹いていて、あまり暑さを感じません。夏の山で暑さを感じないのは大変嬉しいこと、皆さんの脚も快調です。 |
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風もあって暑さを感じません |
木漏れ日を受けながら心地良く |
急坂もなんのその、脚が揃います |
空は厚い雲に覆われていますが、幸いなことに、樹林帯コースなので直接の風はあまり受けず、梢を揺らす風の音を聞きながらの歩きは快適です。
五合目と七合目(長助清水)で休憩し、さらに頑張って三ノ峰に到着!
当初考えていたよりも、皆さんの脚もそろって早い到着となりました。
当初の計画では、三ノ峰から⇒一ノ峰⇒五頭山本峰へと進み、下山は三ノ峰に戻ってから⇒五ノ峰⇒分岐⇒スキー場と降りる予定でしたが、台風に遭わないようになるべく早く下山する為に、三ノ峰から先の本峰往復を省略することにしました。
いつもは平日といえどもかなり登っているのですが、流石に台風を警戒してか?今回、登りで会ったのは単独者2名のみと静かな山でした。(下山では一人も会いませんでした)
三ノ峰小屋前で小休止の後、五ノ峰に向かって出発。 |
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七合目で休憩、ホッとします |
順調に歩いて、三ノ峰に到着 |
三ノ峰小屋前にて休憩 |
五ノ峰に着く頃は陽も射して、日影を探すほどだったのに、しばらくすると黒い雲と共に降り出しそうな気配です。
しかし空気が澄んで、佐渡島や粟島、弥彦や角田、下界の風景が鮮やかにきれいに望めて満足の遠望を楽しみつつ、昼食としました。 |
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三ノ峰小屋の後方から飯豊もクッキリと! |
五ノ峰から弥彦や角田もきれいに望めます |
五ノ峰で昼食タイム |
昼食を終えた頃より、風が強まり雨の気配も感じるようになってきたので、急ぎ集合写真を撮ってから下山に掛ります。
かってのメイン登山路だった出湯温泉(砂郷沢)への道は、いささか荒れており、何ヶ所かでは滑りやすかったり足掛かりが少なくて、やや苦労をしました
丁度1時間でスキー場コースとの分岐に到着。 |
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下山は、所々で足掛かりや滑り易い箇所もあります。 |
スキー場コースとの分岐で休憩 |
この後は危険個所もなく、ブナ林を快適に進みましたが、何度かポツリ、ポツリと顔に雨を感じます。「雨具着用もありかな?」と思いつつ、しばらく歩くと止む、またそのうちにポツリ…何度か繰り返しますが、ついに最後まで雨具を出すことも無く、全員無事に雨量計の設置された下山口へと降り立つことが出来ました。 |
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ブナの美林を楽しみながら順調に |
全員無事に下山しました |
下山後、お疲れさまミーティングです |
台風予定なので、「昨日までは、中止の電話が入るかな?と心配していました」という声も何人かの方から聞きました。
そんな中での実施でしたが、想定以上に天気に恵まれた?山行に、満足の顔が多く、やって良かった!と思う五頭山山行でした。
また「ゆっくりと歩いてもらって本当に良かった」との声も戴きました。
(今回の登山データ)
登り平均速度
下り速度
全行動時間
積算上昇高度
消費カロリー
最高高度
最低高度 |
=6.6メッツ
=-345m/h.
=5時間5分
=723m
=1584Kcal
=873m =265m |
(おわり) |
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五ノ峰「友情の鐘」前での集合写真 |
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