会山行紀行文 2018年
8/18(土)
晴れ
(しぶつさん)
至仏山

222/m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
No−105 グレード:C上 29名
 担当リーダー 2044 S/H (男性8名・女性21名) (写真) 2044 S/H
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=北陸・関越道=沼田IC=鳩待峠(10:00-10:20)…オヤマ沢田代(11:50)…至仏山山頂(13:25-14:00)…小至仏山(15:00)…鳩待峠(16:45-17:00)=新潟駅(20:50)
≪紀行文≫
〜〜〜一度も汗を拭くタオルの使わない登山でした〜〜〜
 昨年のこの時期の至仏山登山は雨とカミナリで途中撤退だった。昨年のリベンジ登山だが、参加者は少ないだろうと15人で見積もりをした。ところが申込1日目で28名の申し込みがあった。鳩待峠までは小型バスしか入れない。すると3名の超過だ。もう少し待つかと待ってみたら、さらに5人ほど増えた。その後2人のキャンセルがあり、ジャンボタクシーを追加して31名で計画書を作った。私にとって至仏山の山行は昨年を除き、これで3回目の二台の車での決行となった。それほど魅力のある山だろうか。
 計画書発送後に2名のキャンセルがあり29名での山行になった。

 天気は文句なしの晴れ、途中の戸倉の一般車の駐車場は満車だった。
 この日多くの人たちが至仏山あるいは尾瀬に訪れていた証だ。

 私たちの車は鳩待峠まで直行、鳩待峠には予定通り10時に着いた。

 準備を済ませてブナやミズナラの森の中を歩きだす。
鳩待峠休憩所 登山口

 標高1600Mからの歩きは汗も出てこない涼しい歩行だ。やがて道は木道になり左に折れる。武尊山が左に現れる。足元には熊笹がぎっしり、やがて道は右に大きく曲がり、尾瀬ヶ原を眼下に望む、奥にはヒウチヶ岳、そして会津駒ケ岳も望まれる。

 オヤマ沢田代を通過して森林限界、滑りやすい蛇紋岩の岩場の登りとなる。この日は晴れていたので、そんなに滑ることはない。でもゆっくりでいいから気を付けてと注意を促す。高山植物もこのあたりから多く見られる。
最初の休憩
ヒウチ岳と尾瀬ヶ原 オヤマ沢田代 

 やがて小至仏山の山頂に、そこからピークを三つほど超えたところが至仏山の山頂、初めての人はこれが紛らわしい。行けども行けども山頂に届かない。でも最後に大勢の人が群がるピークが見える、そこが山頂だ。
 この日も山頂には多くの登山者、残念ながら集合写真など撮る広場がない。
階段を登る
至仏山山頂 小至仏山 

 予定が遅れていたので昼食は簡単に済ませ下山にかかる。
 来た道を帰るだけ、でも疲れが出ているのかスピードが上がらない。ゆっくりしたペースで、周りの景色を充分に満喫して、青空の下、鳩待峠まで戻ったのでした。
 下界は猛暑だ。バスのクーラーをもっと強くと。ああ、やはり夏の登山は登山口の高いところに限る。
 終わってみれば一度も汗を拭くタオルの使わない登山でした。真夏なのにこんな登山もあるのですね。
蛇紋岩を下る
集合写真(小至仏をバックに) 階段を下る