会山行紀行文 2018年
7/14(土)
晴れ
(ことうみやま)
小遠見山

2007m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−60 グレード:C  23名
 担当リーダー 2070 S/F (男性6名・女性17名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=糸魚川IC=五竜とうみ(9:35-9:45)≒(テレキャビン・展望リフト)≒降り場(10:15)…地蔵の頭(10:25-10:30)…小遠見山(12:00-12:40)…地蔵沼(13:55)…高山植物園…アルプス平(14:45)≒五竜とうみ(14:55-15:05)=新潟駅南口(18:55)
≪紀行文≫
〜〜〜猛烈に暑かったが、山頂では素晴らしい展望が待っていた〜〜〜

 本来6月23日に実施予定だったが雨で順延し今回の実施となった。
 直前に西日本の災害もあり天気が読めず心配したが何とか晴れマークで実施に至った。
 現地までの道中は晴れているも見上げる山々は雲の中、やや不安が過る。

 白馬五竜テレキャビンとリフトを乗り継ぎ、一気に標高1630m付近まで上がり、先ずは地蔵の頭を目指す。
テレキャビン乗り場から観た遠見尾根 アルプス平駅からリフト乗り場へ リフトを降りて地蔵の頭に登る

 歩き始めは八方尾根やその後ろの白馬連山は雲に覆われていた。しかし、地蔵の頭に上がる頃から雲が切れ始め、地蔵の頭からは白馬連山の一部が顔を出し、遠望を楽しむことが出来た。
地蔵の頭 地蔵の頭から白馬連山が少し観えた 賑わう地蔵の頭でしばし遠望を楽しむ

 しかし、地蔵の頭からは階段状の登りが延々と続き、この日の猛暑と重なり汗が止まらない。
 予定より早め早めの休憩をとり、水分や塩分補給を促した。
 見返り坂の休憩ポイントでは雲の切れ間から白馬鑓や杓子岳が美しい姿を見せてくれ、眼下には先程まで展望を楽しんでいた地蔵の頭が望めた。
地蔵の頭からは階段が続く 見返り坂からは雲の切れ間から白馬鑓や杓子、また先程まで居た地蔵の頭が。

 その後も、猛烈な暑さに囲まれたような登山道を休憩を繰り返しながら登り漸く二ノ背髪に到着。
 此処まで来れば山頂まで後僅かで穏やかな開けた稜線歩きとなる。
暑く苦しい登りが続く 苦しい登りも二ノ背髪まで上がると穏やかな稜線歩きとなる

 山頂直下で五竜岳に向かう登山道と別れ、小遠見山山頂に向かう。
 山頂に到着すると大勢の登山者が休憩を取っていったが、先ずは五竜山頂が観え何故か「ほっ」とした。
山頂近くから二ノ背髪を振り返り観る 山頂直下の登りに入るメンバー 小遠見山山頂到着(後方は五竜)

  小遠見山山頂では何とか休憩場所を確保し、展望をおかずに昼食休憩となった。
 昼食後は素晴らしい展望をバックにメンバー各位写真に納まっていた。(一瞬だが鹿島槍ヶ岳も顔を出した)
五竜岳の遠望、左の雲の中に鹿島槍が隠れている 展望をおかずに昼食タイム
山頂での集合写真(班ごとに撮るも五竜が観えたり隠れたりでした)

 素晴らしい展望も長居は出来ず下山開始。
 途中雲の切れ間から白馬連山や大黒岳が望むことが出来、また見返り坂では遠く戸隠連山が薄っすらと観ることも出来た。
下山開始(山頂を振り返り観る) 下山途中に雲が切れ大黒岳が 見返り坂まで降りると遠くに戸隠連山が

 地蔵の頭手前から右に折れ、ニッコウキスゲの群落が観える湿原や地蔵沼を巡り、リフトに乗らず高山植物園を下った。
 高山植物園では数知れない多くの花々を愛でながら降りるも、標高が下がるにつけ猛烈な暑さが身体を覆い始めてきた。
地蔵沼付近(ニッコウキスゲの群落) リフトに乗らず高山植物園に向かう 高山植物園を楽しむ

 高山植物を十分楽しんだ後テレキャビンで降り、今回の山行を無事終えることが出来た。
 今回は猛暑の中、大変な思いをしたメンバーもおられたと思うが、トラブルも無くほぼ時間通りに歩けたことに感謝の山歩きでした。

≪登山道で出逢えた花々≫(一部)    

≪高山植物園で出逢えた花々≫(一部)