会山行紀行文 2018年
7/3(火)
晴れ
(まつだいら)
松平山

954m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
No−79  グレード:C上  38名
 担当リーダー 1866 S/T (男性15名・女性23名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
五頭山麓いこいの森駐車場(8:00)…魚止めの滝登山口(8:15)…三合目(8:45)…山葵山(10:00)…松平山(11:40-12:35)…山葵山(13:30)…三合目(14:10)魚止めの滝登山口(14:50)…五頭山麓いこいの森駐車場・解散(15:15)
≪紀行文≫
〜〜〜過去に楽山会によって建立した山名標柱2枚、案内標柱1枚の現状もチェックしてきました〜〜〜

 「五頭山麓いこいの森駐車場」に自家用車や分乗してのメンバーが集まり、予定通り出発。
 魚止めの滝登山口から登山道に入りましたが、照りつける太陽と高い湿度、歩くほどに汗が吹き出しこれから先の暑さが心配です。
魚止めの滝を右手に見ながら桟橋を渡ってスタート 楽山会で建てた案内標柱

 川沿いの道を歩き終えて、3合目からの急坂の登りは樹林帯ではありますが、汗線も決壊するほどの凄い暑さ!、山葵山までの1時間15分は格別ゆっくりと歩くのですが、全身びっしょりの汗でした。
 狭く危険な川沿いの道を、ゆっくりと進む。 3合目で大休止、これより急登が始まる 
  滴り落ちる汗を拭いつつ、山葵山までの急坂を只管に登る

 山葵山の段階で体調不良を訴えた方3名に4名のSLが付き添って下山することとなりました、そして残ったメンバーも決して快調ではありません。予定は松平山〜五頭山〜赤安山の周回コースでしたが、今日のこの暑さではとても無理!、予定をどうするか悩みましたが、山葵山から先には大きな高低差は無く樹林帯の平行路が多くなること、西天から雲が出ている様子などを合せて考慮し、体調の悪い人や自信のない人は戻ってもいいとの条件付きで、松平山ピストンとする事に変更。その後の不調者は出ませんでした。
以前は見かけなかった熊おどしの鐘。 ようやく到着した山葵山、早々に木陰に入って大休止。

 山葵山から先の道は高低差も少なく、落葉を踏みながらの感じの良い道が続くのですが、今日の暑さでは会話も少なく、皆さんが汗まみれの歩きとなります。
 やがて全員無事に松平山に到着。日差しを避けた木陰で昼食の後、5月に遭難した親子の冥福と楽山会の今後の安全登山を祈願して黙祷を捧げてから下山しました。
山葵山からは小さなアップダウンを繰り返す 松平山山頂に到着
松平山山頂での集合写真 1〜3班 4〜6班

 この頃になって漸く時々の曇りと風を感じるようになり、少しホッとしましたが、相変らずの汗はシャツと言わずズボンと言わずしっかり濡らしてくれます。
 それでも皆さんしっかり歩いてくれて、順調に下山する事が出来ました。
 下山時の魚止めの滝は、小学生の水遊びの歓声が響き、涼しげな様子は自分も飛び込みたいほどの真に羨ましい風景でした。
幾分涼しくなった道を順調に下山。 魚止めの滝の小学生が羨ましかった!

 今回は体調を崩す人も出たほどの暑さでしたが、周回からピストンに変更しつつもなんとか無事に実行できました。
 しかし、こうした暑い時期の低山山行については、当日の気温や天候に加えて参加メンバーの体調などもしっかり見極め、臨機応変の対応を採らなければならないと改めて思いました。

 更に、今回の山行では、過去に楽山会によって建立した山名標柱2枚、案内標柱1枚の現状もチェックしてきました。どれもキチンと傾くこともなく建っていました。

【楽山会による五頭連峰標識設置事業】
 新潟県の「ふるさとの自然再生協働事業」を利用し、楽山会のボランティア活動によって五頭連峰に山名標柱4本、案内標柱2本を建立した事業。
 2011年9月28日〜29日、延べ99名の会員の努力により「魚止の滝方向標柱」・「山葵山山頂標柱」・「松平山山頂標柱」を設置。
 2012年9月27日には、43名により「五頭山三角点標柱」・「菱ヶ岳山頂標柱」・「菱ヶ岳方向標柱」を設置。

(おわり)