会山行紀行文 2018年
7/01(日)
晴れ
(ねこまだけ・おぐにぬま)
猫魔岳と雄国沼湿原

1404m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−78  グレード:C 34名
 担当リーダー 1759 K/T (男性13名・女性21名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=(磐越道)=八方台登山口(8:30-8:40)…山頂(9:50−10:00)…雄国沼休憩舎(11:50−12:40)…雄国沼湿原(12:55−13:15)…雄国沼休憩舎(13:45−13:55)…雄国沼登山口・雄小沢P(15:10−15:30)=新潟駅(18:00)
≪紀行文≫
〜〜〜ニッコウキスゲの大群落に感動〜〜〜

 記録的な猛暑が続き、目的地の磐梯山方面も晴れの予報が出ており安心して新潟を出発。
 途中休憩地の道の駅“ばんだい”からは今日登る猫魔岳と磐梯山を望むことが出来た。

 到着した登山口“八方台”駐車場は日曜日とあって満杯状態。
 メンバーは暑い日差しを浴びてストレッチを含めた登山準備を済ませ、その後新人紹介(6名)等があった。
道の駅“ばんだい”からの磐梯山と猫魔岳 八方台登山口駐車場にて準備 新人紹介と挨拶

 駐車場の奥を進むと登山届を出す箱が設置された登山口があり、しばらくは美しい樹林帯を登って行く。
 その後登山道は小さなアップダウンを繰り返しながら確実に高度を稼いでいった。
猫魔岳登山口、さあ出発。 緩やかな登りが大半 足元注意の小さな下りもある

 やがて前方に猫魔岳が観えてくると誰となく「もう少しだよ」との掛け声が上がった。
 山頂直下のやや急斜面を登り、開けた前方の岩場を上がると猫魔岳山頂に到着。
山頂直下の登り 此処を上がれば山頂(後方が磐梯山) 猫魔岳山頂到着

 猫魔岳山頂は360度大展望だが、やはり目に前に存在感を示す磐梯山が目を引く。
 しばし、景色や写真を楽しんだ後、狭い山頂を考慮し班別に集合写真を撮った。  
山頂は狭いが大展望が楽しめる 大展望を楽しむメンバー(後方は磐梯山)
山頂にて(一斑の皆さん) (二斑の皆さん)
(三斑の皆さん) (四斑の皆さん)

 山頂の展望を楽しんだ後、三角点をタッチし雄国沼を目指して下山開始。
 途中“猫石”から望む雄国沼は湖畔にニッコウキスゲを侍らせた素晴らしい展望だった。
 後は、どんどん湖畔を目指して降りていくとやがて雄国沼の湖畔に出る。暑さを忘れる清々しさにしばし休憩。
猫石より雄国沼を望む 雄国沼を目指してどんどん下る 雄国沼湖畔に降りる

 美し湖面を眺めながら足を進めると、大勢の人で賑わう雄国沼休憩舎に到着。
 我がメンバーは人数が多いため、全員が小屋にも入れず何人かは外の木陰で昼食タイムとなった。
 余談だがこの時冷たく美味しいメロンを全員に配っておられたOさんには感謝感謝、重いのにご苦労様でした。
湖畔に沿って進む 雄国沼休憩舎に到着 木陰を探して昼食タイム

 昼食後、雄国沼のニッコウキスゲを観るべく、休憩舎を出発し、沼を遠巻きに進む散策路を進んだ。
 間もなく木々の間から湖面やニッコウキスゲが見え始め、足元にも多く目立つようになって来ると前方に大群落が観えてきた。
休憩舎からしばらく進むと沼が観えてくる 足元にニッコウキスゲが多くなる いよいよニッコウキスゲの大群落に

 周回路は整備された木道があり、混雑を避けるため一方通行となっている。
 これでもかと思う程のニッコウキスゲを堪能すべくゆっくりと散策した。
雄国沼の青、木々の緑、をバックに大群落のニッコウキスゲを堪能しました。

 十分楽しむも後ろ髪をひかれるが如く沼を後にし 、休憩舎に戻った。
 少し休憩し集合写真に納まり、バスが待つ雄国沼登山口の雄小沢駐車場を目指し出発。   
雄国沼を後にする
雄国沼休憩舎を後にする  雄国沼休憩舎に戻り集合写真 

 駐車場までは約一時間の行程だが、雄小沢川に沿った樹林帯の登山道は意外に長く感じた。
 やがて車の走行音が聞こえ、道路が観えてくると登山口に下山、道路を挟んだ斜め前方に雄小沢駐車場があり無事到着した。
雄小沢川に沿った下山路は緩やかな下りだが意外に長く感じた 雄国沼登山口・雄小沢P 

 今回34名と言う大勢のメンバーだったが、リーダーの人柄か楽しい山歩き となった。
 そしてなんといっても“ニッコウキスゲ大群落”の素晴らしさには感動の一言で済ませるのは失礼のような美しさだった。
 リーダーはじめメンバー各位には感謝申し上げる。