会山行紀行文 2018年
5/9(水)
小雨後曇り
(はちこくさん)
八石山縦走

518m(中八石)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−42  グレード:C上  41名
 担当リーダー 2148 H/H (男性9名・女性32名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=柏崎IC=ステーキハウス登山口(8:15-8:40)…上八石(10:00)…中八石(10:30-10:40)
…下八石“南条八石”(11:30-12:20)…南条登山口(13:25-13:40)=寿楽の湯(14:30-15:30)=新潟駅南口(17:00)
≪紀行文≫
〜〜〜難儀な登りだったが思い出深い山歩きになった〜〜〜

 天気予報が後ろにずれ込み、前夜の予想では昼まで“雨”で、 “中止”の二文字が頭をかすめた会員さんもいたかもしれない。(このような天気はリーダーは辛い)。

 新潟をバス2台で定刻よりやや早めに出発、窓を打つ雨は無情にも止む気配を見せない。

 途中の大積PAでCL,SLと緊急協議をして下山時の一部コースを変更し比較的安全な南条登山口に降りることとした。

 登山口のステーキハウス下の駐車場に着くも、小雨以下レベルの雨は続いていた。

 それでも、元気なメンバーは素早く登山準備を済ませ、リーダーの説明を聴き登山開始となった。 

歩いた軌跡(クリックで拡大)
2051S/Tさんご提供
準備を終えリーダーの話を聴く ステーキハウスが見えてきた ステーキハウス奥の登山口からスタート

 歩き始めは落ち葉を敷いたような歩き易い登山道だったが、並行していた林道から離れしばらくすると、雨でぬかるみとても歩き辛い急斜面の連続だった。ひどい場所ではCLやSLがロープを張らなくて登れない場所もありメンバー大苦戦(滑って泥塗れになったメンバーも居た)。
始めは穏やかな登山道、しかし…。 とても歩き辛いぬかるんだ急斜面 緊急にロープを張って登る

 やがて姥石を過ぎるあたりから急斜面でも露岩地帯の為比較的登り易く感じた。
 急斜面を登り切ると姥石展望小屋跡の上八石に到着。ここからは尾根歩きになるので一安心かと思いきや……。
 小さなアップダウンながらも滑りやすく慎重に歩いた。
上八石への登り 姥石展望小屋跡の上八石付近 後は楽な尾根歩きの筈…?

 漸く八石山系最高峰の中八石に到着するも、濃いガスに覆われ、期待した展望は全く無し。
 次に目指す下八石へは、徒然ながら泥の急斜面を降りなくてはならずロープや木々の枝、熊笹等掴みながら慎重に歩く。
 やがて、道も穏やかになりガスもやや薄くなるころ目的の下八石(南条八石)が近づくのが感じ取られた。
中八石は濃いガスで展望は無し 中八石からの下りも難儀 もうすぐ下八石(南条八石)

 雨もすっかり上がった頃、今日の目的地下八石(南条八石)山頂に到着。
 先頭グループの何人かは二つの山小屋で、その他の多くのメンバーは思い思いの場所を確保して昼食休憩となった。
 休憩中に下界のガスが切れ柏崎の街並みや日本海が観ることが出来た。
 ゆったりと昼食を頂いた後、集合写真を撮って下山となった。
すっかり雨も上がった下八石(南条八石)山頂に到着 思い思いの場所で昼食休憩
集合者写真(1班と2班の皆さん) 集合者写真(3班と4班の皆さん)

 集合写真の後、急遽予定変更した南条登山口への下山を開始。
 このルートはメーン登山道と言うこともあり比較的歩き易く、途中花を愛でる余裕もありで無事南条登山口に降りることが出来た。
下山開始 比較的楽に降りる事が出きた 無事南条登山口に

 良くない天気でリーダーも苦労されたと思うが、これもまた思い出に残る山歩きだったと満足している。
 リーダーはじめ、ロープワークをされたSLの皆さん、そしてメンバー各位に感謝感謝です。

≪今回出逢った花々≫雨と泥道ではまり花を撮る余裕はありませんでした。