≪紀行文≫ |
|
|
朝から快晴絶好の登山日和、新潟駅が改装中なので電車利用の参加者は大急ぎでバスに跳び込んで来た。
雨の心配がないので参加者全員バスの中でも笑顔です。
小山田駐車場にて身支度を整える。小山田沢にかかる橋を渡り、国の天然記念物「小山田彼岸桜」の標識を見ながら登山開始。 |
|
|
|
支度を終えて準備体操 |
入口にある案内板 |
登り始めました |
満開も過ぎ桜の花びらが綺麗に散り落ちた山道を味わいながら一歩一歩登る。見上げるとエドヒガン桜の巨木が枝を大きく広げ、目に鮮やかな新緑のトンネル、フェトンチッドのシャワーを身体一杯浴び深呼吸。
東屋までの間は素晴らしいシラネアオイの群生でした。心ない人の仕業か?シラネアオイが根こそぎ抜き取られた箇所もあり心が痛む。 |
|
|
|
一面に咲き誇るシラネアオイ |
東屋やベンチ遊歩道と四季を通じて楽しめるよう整備されている。山道も思った以上に乾いており、順調に歩が進む。
送電線の第二鉄塔の手前で昨年は沢山のフキノトウがあったのに今年はさっぱりだ。
小休憩の後少し下ると祠があった。今日の無事をお祈りして歩を進める。 |
|
|
|
花見山の東屋 |
少し先にも美しくシラネアオイが咲いていました |
|
|
|
散り始めた桜 |
祠に今日の無事を祈る |
いよいよ登りが始まります |
道中スミレ・イワウチワ・ショウジョウバカマ・イカリソウ等々の花を楽しみながら急坂を頑張る。
何回か休憩を入れてようやく尾根が開け11時過ぎに三等三角点の「大谷山」に着く。
正面には鋭鋒鳴沢峰、右に菅名岳、大蔵山。左には菱ヶ岳。中央奥には雪を抱いた飯豊連峰の雄大な眺望をしばし楽しむ。 |
|
|
汗を流しながらのキツイ登り |
|
急登が終わりました |
鳴沢峰をバックに集合写真 |
すぐに一旦下って再び登り返すと、タップリ残雪のある「鹿返し」に到着。
昨年の倍はあるであろう残雪。
青空の下爽やかな涼風を感じながら至福のランチタイム。
皆さんのご自慢のお料理が静かに廻る。
帰路はブナ林の中を少し下り立派な看板「鹿返道」から左に折れ「馬下保養センター」を目指す。未だタップリと残る踏み跡の無い白雪を踏みしめて一歩一歩下ります。
残雪を眺め花と緑の溢れる春山の旅も終りに近い。急坂の連続で気が抜けない。怪我無きよう慎重に歩く。
鉄塔の箇所で休憩を取り、登山道の両脇に咲くイワウチワの可憐さに元気をもらいながら下ります。途中送電線下の広場でフキノトウが咲いていた。皆さん結構採取されたようです。
予定時間通り保養センター駐車場脇に2時30分に下山できた。 |
|
今度は平坦な道 |
|
|
|
アカヤシオが咲いていた |
下り鉄塔下で 蕗の薹は無いようだ |
もう少しでバスが待っているよ |
|