会山行紀行文 2018年
4/1(日)
晴れ
春季集中登山国上山D
黒滝城コース

313m(国上山)
参加者 (紀行文) 2232 S/K
No−24  グレード:C上  41名
 担当リーダー 2148 H/H (男性16名・女性25名) (写真)2097T/Y 2232S/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:30)=国上山登山口(9:00−9:20)…蛇崩(10:20)…剣ヶ峰(10:50−10:55)…黒滝城跡(11:20)…国上山(12:10)
…朝日山展望台(12:40−14:00)…道の駅国上(14:40−15:00)=新潟駅南口(17:00)
≪紀行文≫
〜〜〜あふれる程のカタクリで、ザックの置き場も無い〜〜〜

 今年の春季集中登山は例年と様子が違い、弥彦山の倒木による事故で表山道と八枚沢が使えない事から、国上山エリアでの集中山行に変更となった。
 6コースが設定され、天気が良ければ花を見ながら楽しい山歩きが出来ることから黒滝城コースに申し込んだ。後から分かった事だが、当初予定の搦手道と南沢ルートも倒木で使えない状況となっていた。何処を登るかは、このエリアに特に詳しい担当リーダーのHさんに任され、初めてのルートを歩く?期待感を持って参加した。

 当日は期待通りの晴れ時々花曇りの天気で、雨の心配はない。
 6コースの中で黒滝城コースは一番人気で41名の大所帯となった。
 登山口に着いたがやはり登ったことのない初めてのコースだ。後で調べたら、燕市と弥彦村の境界から登り始めていた。
黒滝城コースの登山口?、
ここが何処だか全く判りません?
道端で急いで準備です コースリーダーのHさんと出発前の打ち合わせ

 最初はまっとうな登山道を歩いていたが、すぐに右手の脇道に入った。踏み跡は明瞭で登山道には違いないが、倒木あり、ちょっと藪ありで歩くのに苦労させられる。流石にHリーダーの選んだ道だけの事はある。
最初はまっとうな登山道ですが すぐに脇道へ突入します 倒木や藪も所々にあります

 何日も続いた晴れのおかげで落ち葉は乾いていて、歩くたびにカサコソ音がする、木々は今まさに芽吹いたばかりでこれをかき分けて進む。 足元にはショウジョウバカマが、高い所にはタムシバが所々に咲いていて、毎年見慣れてはいるがやはりこの時期の山歩きは心躍り楽しく嬉しいものだ。

 途中に『山の神参道』の石柱があった。昔から歩かれた由緒正しい?登山道の様だ。
『山の神参道』の石柱、
由緒正しい道の様です
突然に、ちご道と合流しました 『万全の日焼け対策よ!』
・・・私は誰でしょう?

 1時間ほど歩くとひょっこりとちご道に飛び出した。程なく『山の神』に到着し、いつもの通りお祈りをした。

 この先蛇崩を通過し、三山縦走路の分岐を剣ヶ峰へ向かう。下りの途中では雪割草があちこちに咲いている。

 鞍部を過ぎると今度はカタクリだ。「わーきれい」の声があちこちから聞こえる。
山の神に到着、安全と世界平和?をお祈り 三山縦走路の分岐を剣ヶ峰へ向かいます あふれる程の満開のカタクリです

 山頂付近はあふれる程のカタクリで、ザックの置き場も無い。  今がまさに見ごろの様だ。
 山頂では剣ヶ峰往復コースのメンバーとスライド。ハイタッチで挨拶を交わす。

 剣ヶ峰を下り林道に降りてから、黒滝城跡へ向かう。我々の参加したコースは『黒滝城コース』なので、やはり黒滝城跡は外せない。
剣ヶ峰で他コースのメンバーとスライド
挨拶はハイタッチ!
剣ヶ峰を下り林道へ到着 黒滝城コースなので城跡へ、
ここは外せません。
 
 剣ヶ峰から20分ほどで黒滝城跡に到着した。ここで全員の記念写真を撮った。みんなの笑顔もカタクリ同様満開だ。水分とエネルギーを補充し、国上山へと向かう。

 40分程で国上山頂に到着、時間も押していることから休憩なしで下山に取り掛かる。
 先日歩いた西蒲三山縦走の時にはこの山頂ではすでに夕日が海に沈みそうになっていたことを思い出す。
 林道を経由して国上山へ向かいます
黒滝城跡で記念写真、笑顔もカタクリに負けず満開で 国上山頂は休憩なしで朝日山展望台へ

 30分程下り朝日山展望台に到着。ようやく昼食だ。食事をしながら旧交を温め、山談議に花を咲かせ、楽しい時間を過ごす。

 13:30からは予定通り集会が行われた。
 T会長の挨拶に続き、5名の新人さんの紹介と、コースリーダーの挨拶があった。NHKの取材はここでも続いており、特別にイケメンカメラマンの挨拶も行われた。
集会は129名の仲間が集まりました   T会長の挨拶と・・・  5名の新人紹介です。よろしくね。
コースリーダーの挨拶、有難うございました NHKのカメラ付き。テレビ、映るかも・・・   イケメンカマラマンの挨拶も・・・

 集会が終わって歩き出そうとしたら、インタビューにと呼び戻されてしまい、追加で5名の取材が行われた。

 T会長の取材が終わるのを待つ間(これがなかなか終わらない)、山で俳句を詠まれるKさんとお話させて頂いた。
 長く山に登る秘訣を伺ったところ、『無理をしない事だ』とのアドバイスを頂いた。良く聞く言葉ではあるが、また違った重みを感じ妙に納得することができた。インタビューを受けた5名はバスで道の駅国上に向かい、全員と合流し新潟への帰途に就いた。

 集中山行を企画実行して頂いたIさん、Tさん、ありがとうございました。先導して頂いた6名の各コースリーダーさんに感謝です。そしてなかなか逢えない会友の皆様(そしてよく逢う会友の皆様も)、またどこかの山で一緒に歩く事を楽しみにしております。ありがとうございました。
集会が終わってもインタビューは続きます  ちご道を経由して道の駅国上へ  お疲れさまでした、道の駅国上に到着