会山行紀行文 2018年
3/21(水)
曇り
(ふじひらやま)
藤平山

1181m(到達点)
参加者 (紀行文) 1914 E/S
No−16  グレード:C上  13名
 担当リーダー 1854 M/T (男性6名・女性7名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=巻潟東IC=道の駅栃尾=魚沼大原スキー場(8:20−8:32)≒リフト山頂(8:50−9:00)…尾根(9:39)…撤退箇所(10:40)…リフト乗り場(11:55)…大原スキー場(12:25−13:30)=栃尾道の駅=巻潟東IC=新潟駅南口(15:53)
≪紀行文≫

 今日の天候は曇り後夕方から雨の予報ですが山行中は雨の心配はないとのリーダーの話です。
 定刻にマイクロバスは新潟駅南口を出発し巻潟東ICで3名と合流途中栃尾の道の駅でトイレタイムを取り大原スキー場に着きました。
 此処よりスキ−リフトを利用して標高650mまで上がる予定です。
 ワカンを着けてリフトに乗る予定でワカンを着けて少し歩くとスキー場の人がゲレンデが荒れるのでワカンはダメと言われワカンを外しリフトに乗り2番目のリフトに乗り継ぎます。
スキーリフトに乗ります 歩かずに650m迄登ります ワカンを着けます

 リフトを降りワカンを着けて先頭がリーダー2番手と最後がサブリーダーでの隊形で歩きます。
 最初は殆ど登りの無いブナ林を進みその後緩い登りになりブナ林を抜け尾根に登り着きます。
ブナ林を少し下り 尾根を目指します 雪は固く潜りません

 天候は曇りですが風が強く所により地吹雪の様に雪も飛んできます。風の当たらない雪の無い尾根で休憩、これからの登りに備えてエネルギーを補給少し寒くなってきたので雨具を着ます。
 この先見晴らしの良いピークで休憩、此処からは遠くに浅草岳、荒沢岳、越後駒ヶ岳と越後山脈の山々、目標の山藤平山も見えますが登る尾根筋の雪の割れた所も有りこの登りは大変だと思いました。
尾根に出ました 尾根は直ぐそこ 雪の割れた山頂方面

 尾根筋を進むと雪が割れていて通れず左の藪を少し進み又雪の上に出ます。
 この辺りより急斜面の雪面の登りになりリーダーはピッケルを使いルートを作ってくれます。
 2番手のサブリーダーは隊列の横で危険個所の注意アドバイスをしてくれます。
 下りが怖い様な雪面の登りです。下りが怖いと言うとリーダーがこれ位の所が怖い様では登れる山は弥彦か角田山だよと言われました。
 少し平らな所で休憩、その先リーダーがルートを考えている様ですが此れからが一番の急登で雪の割れている所も多く雪の状態も悪く又今日の山行グレードはC上で上級コースでは無いので安全の為此処で撤退する事にしました。
雪が割れて居て前進できません 藪に入ります 荒沢岳、毛猛山塊方面
越後駒ヶ岳 急登を懸命に登ります この先雪の状態が悪く撤退した場所
 
 登りより下りは怖く写真を取る余裕など有りませんでした。安全な所まで下り休憩ホット一息入れます。
残念ですが此処で撤退します 下山開始 安全な所でホッと一息

 此処よりは危険な所は無いので遠くの越後駒ヶ岳や荒沢岳を眺めながらの尾根歩きやブナ林の緩い下りを楽しんでスキー場に着き集合写真を撮りました。
 下山 
 左に下る  下山 ブナ林の中を下山 
スキー場に着いた  越後山脈を背に集合写真 

 後はリーダーから貰ったビニール袋をお尻に敷き尻セードでゲレンデを滑り楽しむ人も居ました。私も尻セードを楽しもうとビニール袋を敷いたのですが風が強く飛ばされてしまい徒歩で下りました。
 尻セード  
 
 その後スキー場の食堂でのんびり食事休憩をしました。
 帰りは栃尾の油揚げ屋さんに寄りお土産などを買う人も居ました。
 先回参加の村松白山に続づいて今日も途中撤退となり不完全燃焼の山行に成りましたが安全登山が第一の会ですので仕方の無い事で
す。
 リーダー初め皆の安全を見守ってくれたサブリーダー、ラストを見守ってくれたラストリーダー、その他の係りの人今日は本当に有難う御座いました。        (おわり)