会山行紀行文 2018年
2/21(水)
雪後曇り
(りょうどめやま)
両留山

213m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
No−11  グレード:C  19名
 担当リーダー 1861 K/Y (男性6名・女性13名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:45)=川口集落入口(9:20)…両留山(11:00‐11:15)…両留山直下(11:30‐12:05)…県道513号線(13:45)=新潟駅南口(15:30)
≪紀行文≫
〜〜〜お天気が良くなっていたので、もっと遊べたかな〜〜〜

 いやぁー、ようやく実施できました。
 1月、2月に会山行を4件企画していましたが、予期せぬ大雪で1月に2件、2月に1件、連続して3件を既に中止していました。山行日程が暴風雪の直撃を受けた訳ではありませんが、道路事情や交通機関の混乱によってやむなく中止としました。今回の山行は3度目の正直ならぬ、4度目の正直、決してピッカピカでの山行ではありませんでしたが、実施できたことでほっとしました。

 山行日朝の天気予報は、午前中が曇り、昼頃から雪と報じられていました。新潟駅では予報通りの曇りで、早目に飯を食えば後は何とか大丈夫だろうと出発しました。しかし、水原に入ると雪がドカドカ振りだしました。この分では両留山周辺も雪だろうと思われたので、途中立ち寄った道の駅「阿賀の里」の屋内で雨具を着けました。

 天気予報に反して、雪は両留山に登る直前まで降り続き、逆にお昼以降には青空と日差しがありました。                       
川口集落の入口で準備を整えます 此処から登り付きました 道路から這い上がったところです

 両留山にはこれまでに10回以上来ていますが、普段の年ですと2月下旬ごろの積雪はせいぜい50cmぐらいで、尾根筋では藪が邪魔になるのですが、今年の積雪は100cmは優に超え、多く積った所は150cmほどありそうでした。

 登り始めてしばらくは送電線の保守用道を辿ります。しかし、暫く進むと保守用道を失ってしまい、後は送電鉄塔を目指して適当に進みました。  送電線鉄塔の基で着替えのための小休止をしましたが、送電線の上空は青空でしたが、それでも雪は降り続いていました。
 よくわからん変なお天気でした。                   
此処は真っ直ぐに進みます、雪深い! 送電線保守用道を進みます 送電鉄塔に到着、青空ですが雪降ってます

 送電線の保守用道から離れて尾根裾を進んで、傾斜の緩そうな斜面から尾根越をしました。傾斜の緩い箇所を選んではいるのですが、斜面の傾斜はきつく尾根上に這い上がるのは一苦労でした。這い上がった尾根をそのまま進んでも良いのですが、尾根上は痩せていて雪の着きが少なく、灌木が多く出ていて歩きにくいので、尾根を越えて尾根反対側の裾を進みました。
雪景色を楽しみながら林間を進みます 尾根に這い上がります、頑張れ!  尾根を越えてほっと一息

 尾根越えした尾根裾は、広々とした緩やかな起伏の林間です。林間を進んで尾根の鞍部から尾根上に上がって進みました。この山行の重要なイベントである岩のピークのトラバースに向かうためです。
 しかし、ここでトラブル発生です。上がった尾根の鞍部は本来予定していた鞍部の先の鞍部でした。岩のピークは通り過ぎていました。仕方が無いので尾根上からバックして岩のピークの下まで行き、トラバースはせず、岩のピークを枝越しにかいま見るだけのイベントにしました。
尾根裾を進みます 緩やかな起伏の林間を進みます 鞍部から尾根に上がりました、痛恨のミス!

 イベントはショボくなってしまいましたが、気を取り直して両留山に向かって尾根を進みます。進むに連れて尾根の傾斜はきつくなり、這うように進みます。
尾根を進み両留山に向かいます 尾根の傾斜はきつくなります 這うように進みます

 両留山の山頂です。ほんとは坊主じゃなくて、ちゃんとした木が生えているのですが、雪が吹き上げ積み上がっていてドームになっています。
もう少しだ
両留山の山頂   両留山山頂で笑顔の一枚  
通り過ぎた岩のピーク、ゴメンなさい   三川温泉 隣のピーク

 山頂に到着した頃、ようやく雪が止みました。そして青空です。時間もお昼時、山頂直下には棚状の場所がありゆっくりくつろげます。
 お天気良し、場所良し、タイミング良し、昼食にしました。

 山頂からの下りは転げ落ちそうな急傾斜です。先頭がワカンを蹴り込んで階段を作りました。階段を崩すと後のメンバーが降りづらくなるので、階段を崩さぬように後ろ向きで、一歩一歩慎重に下りました。                                                 
山頂からの下り、後ろ向きに一歩づつ 山頂直下の棚状の場所、さぁお昼の準備 景色を堪能しながらお昼です 

 昼食の後に歩く場所には急な登りも下りもありません。穏やかな起伏の広い尾根が続いています。場所が広いのと、私たち以外に人はおらず、他の方の迷惑になることは無いので、一列になって歩く必要はありません。それぞれが思い思いに歩きました。
 先頭の者がルートを違えて戻ったりすることも結構あったのですが、縦走終点の県道513号線には計画より2時間早く到着しました。お天気が悪ければ早く着けて良かったとなるのでしょうが、お天気が良くなっていたので、あと2時間は遊べるのにもったいないなぁと感じました。
                                                            (おわり)
 わぁわぁ、きゃぁきゃぁ、賑やかに 緩やかな雪面の下りは脚に優しく楽ちん   なごやかに談笑しながら、にこやかです