≪紀行文≫ |
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≪2月10日(土)晴れ≫
山行当日の天気を心配していたが高速道を走る車窓から日の出が見られ、少し安堵する。
谷川のトンネルを抜けると対向車線はスキーへ向かう車の長蛇の列。
談合坂のSAで昼食をとり、大月ICでおりる。国道20号線を通る。
桂川にかかる百蔵橋を渡り百蔵山登山口に着く。
ここに百蔵浄水場がある。登山の支度をし、1班から歩き始める。
登山道には少しばかりの雪。アカマツの林、雑木林。カーブを何回か繰り返しながらゆっくりと歩を進める。樹間から扇山が見える。
登山道左手に馬頭尊の碑が立っていた。ここからロープの張られたキツイ登りになる。
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百蔵山登山口 |
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雪の上を歩き始める |
馬頭尊の碑 |
山頂直下の急坂 |
15分くらいで登り終え、扇山への縦走路を右に見ると300mくらいで山頂に着いた。
広い山頂で桜の木が植えられている。百蔵山は秀麗富岳12景の一つで山梨百名山にもなっている。
今日は残念ながら山頂の南側から見える富士山の眺望は得られなかった。 |
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林越しに扇山を望む |
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山頂の広場 |
百蔵山集合写真 |
20分ほど休憩し、下り始める。
短い急降下が終わると左に道が折れ、うっそうとした林の中を歩く。薄暗く足下は凍っているので慎重に歩く。 |
水道のタンクが見えると林道終点になっていた。
15分位歩くと百蔵浄水場に着いた。
登山口から50分で河口湖近くの宿に着いた。
6時から大広間での夕食。たっぷり頂く。
夜8時から20分間湖畔で花火が打ち上げられ、希望者が観覧に行く。
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宿の夕食と夕食風景 |
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≪2月11日(日)晴れ≫
起床し、直ぐに窓を開け、富士山が見えてほっとする。6時半に朝食、7時半宿を出発。
途中、昼食をコンビニで調達。宿から30分余りで石割山登山口に着く。
赤い鳥居をくぐり、班毎に歩き始める。
403段の石段を数十段登った頃、雪道を歩く安全対策にと「アイゼンの装着を…」とリーダーから声が掛かる。
見上げると、どこまで続いているのだろうと思うほど長く続く石段。段差が小さいので案外(?)楽にクリアした。 |
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部屋から富士山を眺める |
石割山登山口 |
長い石段 |
あづま屋で休憩。笹や灌木の生える道。石割神社に着く。 |
御神体として崇められている巨岩は二つに割れている。
ここを一周した。三周すると無病息災に御利益があると言われている。
岩は薄い氷で覆われていた。
暖かくなると岩から染み出た水が、眼病に効果が有ると言われ、昔はわざわざ汲みに来た人もいたそうだ。
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あづま屋 |
石割神社 |
木にに捕まりながら登る箇所も有った。息もあがる頃、石割山山頂に着いた。
眼下には山中湖。雪を纏い、裾野まで広がる富士山の雄姿は美しく、圧巻。見飽きることなく眺め入る。
ここの山頂から御正体山、二十曲峠などの縦走路が十字になっている。遙か遠くには南アルプスも見えた。
集合写真を撮って山頂を南西に下る。 |
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山頂からの富士山 |
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杓子山方面 |
石割山集合写真 |
霜柱が溶けて、ぬかるんだ道を急降下する。
平尾峠を通過し、小さい登り返し後、平尾山11:10 着く。休憩の後、短い階段の急降下。害獣除けの鉄条網が張られている。
アブラチャンの木が目につく。雪の階段のアップダウンの後、電波塔の有る太平山に着く。 |
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笹原を歩く |
左右に鉄条網が張ってある |
太平山が近くなってきた |
ここで昼食。大きな富士山を眺めながらの食事はご褒美の贅沢なご馳走か?山頂から、来た道を5分ほど戻り、南側の山中湖に向かって下る。U字になった道は雪で土の形状がハッキリとせず、少し歩きにくい。 |
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太平山からの富士山 |
昼食タイム |
下り道 |
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針葉樹の林の中、雪を踏みながら歩く。別荘の脇を通過。
車道に出て、アイゼンを外す。
山中湖北登山口着14:10.。
お迎えのバスに乗る。
帰路、富士吉田道の駅に寄る。
河口湖ICで高速に乗り、往路を通り、20:30頃新潟駅南口着。 |
アイゼンを外す |
湖北登山口でバスを待つ |
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