会山行紀行文
No−T63
グレード:E
2017年
 11/10(金)
晴れ
(にしやまにっこうじ)
西山日光寺

  
参加者 (紀行文) 2011 Y/0 
9名 (俳句) 2011 Y/O
(男性4名・女性5名) (写真) 2011 Y/0
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=(R49、津川経由)=西山日光寺(9:00)…旭滝(10:00)… (往路を戻る)…西山日光寺(昼食・秘仏開帳10:40-12:30)
=芹沢高原ハーブ園(13:00-13:40)=清川温泉・入浴休憩(14:00-15:00)=(往路戻る)=新潟駅南口(16:40)
≪紀行文≫

 5月8日の初薬師に始まり年4回執り行われる西山日光寺の祭礼の今日が最後の「戸立薬師」です。
 心配していた天気はよい方にズレて儲け日和になりました。山門を守る仁王像は県指定の重要文化財です。
 先ずは集合写真に納まってから旭滝に向かいました。旭滝は水量が豊富で落差35メートルの大滝は眺め応えがありました。

  (俳句)仰ぎ見るしぶきはげしき冬の滝

先ずは旭滝へ
集合写真 急坂を下れば
滝、見えたゾ〜! ここから激下り 轟音が、画面に収まりません!

 往路を戻り山門の苔むす石段を上ると五色の幟がたなびく薬師堂につきました。いつもは無住の山寺も今日だけは麓の集落の檀家さんが勢揃いして御開帳が始まっていました。

 西山日光寺の開創は壬戌(みずのえいぬ)783年といいますから、今から1200年も前のことです。
 新潟県には珍しい天台宗の古寺なのです。

 祭礼には和尚さんが3人来られて法螺貝で始まり太鼓に合わせて陀羅尼経があがります。
 古式に則り行われる祭礼を興味深く見させてもらいました。

   (俳句)千寿経し峰の薬師の冬祭

 誦経が終わり散会の後、庫裡に上げて貰って昼食を摂っていたら村の人たちから直会(なおらえ)に呼ばれました。村の人達手製のぼた餅と漬物をご馳走になりました。

   (俳句)直会(なおらえ)は老人ばかり神送り
仁王像は重要文化財
御開帳が始まりました しっかりお願いしました 護摩壇に火入れ
朗々と陀羅尼が誦経されて 直会(なおらえ)のぼた餅です 江戸時代からの累代墓所へ

 午後は山を下ってハーブ園に寄りました。

 真赤に紅葉したカエデ並木と冠雪した飯豊連峰をうっとり眺めながらコーヒーブレイクしました。

   (俳句)旧会津領の山々冬に入る

 対岸の清川温泉でゆっくり休んで定刻通り新潟へ戻りました。

 今日参加してくれた皆さんと思い出に残る山旅が出来ました。一日お疲れ様でした。

(おわり)
ハーブ園は眺めよし
見事な紅葉ですこと 珈琲ブレイク 長閑でした
飯豊冠雪 新名所へ。お目当ては? これでした