会山行紀行文
No−T59
グレード:D
2017年
 11/28(土)
晴れ
(くまのながみね)
熊野長峰

  430m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
24名
(男性9名・女性15名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=新発田IC=大谷貯水池登山口(10:00-10:20)…熊野長峰山頂(11:10-12:00)…沼巡り
…大谷貯水池登山口(13:05-13:15)=由良白山(13:35-14:30)=新発田IC=新潟駅南口(17:30)
≪紀行文≫
〜〜〜天気とメンバーに恵まれ秋の山歩(さんぽ)〜〜〜

 またもや台風接近。西から天気の崩れが走り寄る予報を聴きながら、「大丈夫かな」との思いが連日続くも、二日前に何とか持ちそうとの予報に安堵した。

 今回は登山口までの林道都合でマイクロバス使用(22人乗り)だが、参加者は24人。補助席に手作りのシートベルトを用意し何とか新潟を出発。

 この山今迄、他の登山者と出逢ったことが無かったが、今日は土曜日だから…、しかし登山口には他の車は無し(そんなに人気がないのかな?)。

 暖かい陽射しの中、登山準備を済ませ大谷貯水池に写る紅葉を見ながら登山道に入った。
 登山道はしばらくは穏やかな広い道を上がっていく。
歩いた道(クリックで拡大)
大谷貯水池登山口で準備 大谷貯水池 歩きはじめの緩やかな登山道

 緩やかな登山道も徐々に傾斜を増し、メンバーから「キツイ!」との不満が出るのではと思いながら進むと、その思いに追い打ちをかけるような階段、この階段も徐々に傾斜を増し額から汗が噴き出した。
 登りきったところに分岐の広場があり、紅葉の木々に囲まれ気持ちよい休憩を取ることが出来た(きつかった登りを忘れさせてくれた)。
徐々に傾斜が増してくる 前方に階段が、この階段も傾斜が増してくる 気持ちのい良い分岐広場で休憩

 分岐路から山頂までは大きなアップダウンもなく穏やかに紅葉を楽しみながら足を進める、前方に東屋。
 熊野長峰の山頂に到着、山頂は北方向に大きく開け、遠くに冠雪の鳥海山が望め歓声が上がる。
山頂まで穏やかな道が続く 山頂に建つ東屋が観えてきた 山頂から冠雪の鳥海山が望めた

 長く開けた山頂で、遠望と紅葉をおかずにゆったりと時間を取り昼食タイムとした。
 昼食後は山頂東側の展望や紅葉の向こうに広がる日本海、山頂に一角の窪地にひっそりと建つお社を観たりと楽しむことが出来た。  
 遠望と紅葉をおかずに昼食休憩 山頂での集合写真
山頂の窪地に建つお社 山頂から望む紅葉と日本海

 山頂での休憩を楽しんだ後、針葉樹の森に降りて、沼巡り散策路に入った。この時期殆ど涸れており一見草原の様になっている“龍頭の池”
や“龍尾の池”を巡り、登山口の大谷貯水池戻った。
針葉樹の森を下る 龍頭の池 龍尾の池

 帰路、東北の江の島と呼ばれている由良の“白山島”に向かった。
 この島は標高72mの烏帽子のような島だが、山頂部に白山神社が建っている。
 この神社にはとても急な階段が約250段あり、メンバーには「無理はしないで登りたい方だけで」と説明するも、さすがに楽山会メンバー、全員が白山神社迄登り、更にその奥の展望台まで登り切ることが出来た。その後更にアップダウンが続く島一周路を元気に歩ききられた。
東北の江の島と呼ばれている“由良の白山島” この地図の通りフルコースを歩く
約250段の上に白山神社が建つ 見上げるとお社が「着いたぞ〜!」 島一周の散策路(結構アップダウンが続く)

 今回の山行は標高差は少ないもののそこそこの傾斜ある登山道や階段がある為。時間通りに歩いて頂けるかやや不安がかすめたものの、その心配が失礼なくらい皆さん元気に時間通りに歩いて頂け、感謝感謝の一日だった。

≪秋の模様≫