≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜小雨にけむる紅葉もまた良し〜〜〜 |
二日前までの天気予報は晴れ…、しかし前日の夕方には曇り時々雨、出発点の田代ロープウエイ山麓駅に来ると小雨が。
平日でこんな悪天の日は空いているんだろうと思っていたが、ロープウエイはほぼ満員、駐車場のバスの多さから季節柄ツアー旅行が多い為かと納得。
到着後先ずはロープウエイで田代高原を目指すも、ロープウエイ.車窓からの紅葉は雨滴が邪魔をし納得いく写真が撮れない。
それでも眼下に広がる二居渓谷の紅葉は素晴らしかった。 |
|
|
|
田代ロープウエイで田代高原へ |
ロープウエイから見下ろす紅葉と二居渓谷 |
山頂駅に着くも小雨と肌寒さから、一旦休憩所で一休み。
窓から見ていると他の団体さんは、高原散策を諦めまっすぐにドラゴンドラ乗り場に向かっている。
そこは我が楽山会、トレッキングEグレードとは言え山の会、リュックも登山靴もない観光客の後を追うようなことはしたくない。
リーダーの判断として“田代湖畔の散歩道”位は歩こうと出発。
休憩所から出て眼下に広がる田代高原、その後ろに初冠雪の苗場山、晴れていればこの景色をゆっくり堪能したかった。 |
|
|
|
山頂駅にて休憩と支度 |
山頂駅前から観る@苗場山 A神楽ヶ峰 |
今回歩いた田代高原(クリックで拡大) |
誰も歩いていない田代湖湖畔への道に向かい出発。 小雨は続くも、幸いにも風が弱く傘さしで歩くことが出来幸いであった。
ドラゴンドラへの道を背にスキー場の中を通り田代湖畔への道は舗装されていて雨でなければ観光客が歩くのかと思うが、今日は我々だけの貸し切りロード。 |
|
|
|
小雨の中歩き始める |
田代湖が近づいてきた |
ゲレンデを横切る |
下りきるとそこからは田代湖“湖畔の散歩道”に入るが、最初の内は木々の背丈から湖面は所々でしか観えない。
やがて湖面が大きく観えるポイントに来た頃、雨が上がった為、今がチャンスと集合写真。(この後また降り始める) |
|
|
田代湖“湖畔の散歩道”に入る |
|
木々の間から湖面が観える |
雨の上がった“湖畔の散歩道”で集合写真 |
本来ならば、この湖畔周辺で景色を愛でながら昼食休憩の予定だったが昼食は下山後とし、湖畔の散歩道をドラゴンドラ乗り場に向け方向を変え歩くと、緩やかな登りなり田代湖が眼下となる。やや紅葉が終焉時期ではあったが所々鮮やかな紅葉を愛でながらドラゴンドラ乗り場に到着。
冷えた身体をもあり満員のレストハウスで休憩(何も飲食を注文しなかったのでやや気が引ける)。 |
|
|
|
紅葉を楽しみながらドラゴンドラ乗り場に向かうと田代湖が眼下となった |
ドラゴンドラ山頂駅に到着 |
ドラゴンドラに乗り苗場に向かうが、ゴンドラの窓は雨滴でまともな写真は無理。
それでも眼下に流れる紅葉は素晴らしくゴンドラ内の歓声が途切れることは無かった。
この25分間の空中散歩は高い乗車料金でも十分価値があると思った。 |
|
|
|
|
|
|
ドラゴンドラで25分間の空中散歩で紅葉を楽しむ(雨でゴンドラの窓が曇りうまく撮れません) |
苗場に降りて、バス内で昼食.。昼食中に隣にいつも利用しているJ観光のバスが停まる、乗客の中には楽山のメンバーも居て「え!今日他に会山行あった?」との声(Nハイキングクラブだった)。
昼食後、塩沢の牧之通り散策に向かった。牧之通りは江戸時代の塩沢宿を再現し、江戸時代の文人(北越雪譜の著者)鈴木牧之の名前を頂き牧之通りと命名したとのこと。
牧之記念館の駐車場でバスを降り、雨も上がった約一時間自由散策となった。
牧之通りは銀行であろうと郵便局、病院、酒屋、土産屋、喫茶店等全て宿場町時代の様相で統一され、その多くは店内見学自由となっていて結構面白い(何も買わないのに申し訳ない気分になるが)。
小さな酒屋では珍しいお酒の試飲を楽しみ、歩き疲れたところで甘酒を頂き、あった言う間に一時間が過ぎてしまった。 |
|
|
統一された佇まいの牧之(ぼくし)通り |
両替屋さん?…、銀行です。 |
|
|
|
小さな酒屋さん(美味しい試飲がある) |
|
牧之(ぼくし)記念館の前で集合写真 |
何屋さん?中を自由に観られる |
あいにくの天気ではあったが、それなりに十分楽しむことが出来た一日だった。
様々なことで気苦労が絶えなかったNリーダーお疲れ様でした。 |
|
|
|