会山行紀行文
No−T47
グレード:D-E
2017年
 9/6(水)
雨後曇
(たかがりやま)
鷹狩山

1164m
参加者 (紀行文) 2263 E/G 
22名 (俳句) 557 T/K
(男性名6・女性16名) (写真) 2263 E/G
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=糸魚川IC(8:25)=大町山岳博物館P(10:10-10:25)…”たかがりの小径“…鷹狩山頂上 1164m(12:05-13:25)
=大町山岳博物館(13:40-13:50)=長野IC(15:50)=新潟西IC(18:35)=新潟駅南口(18:55)
≪紀行文≫
〜〜〜今度は花が沢山咲いている季節にまた訪れてみたい〜〜〜

 秋雨前線のため、天気予報は曇りのち雨。小雨が降り始めたころ新潟駅を出発。
 バスの中でリーダーより今日の目的地の鷹狩山について、その山の名前の由来や山頂にある金比羅神社や、山で見られる野鳥や動物などについてのレクチャーを受ける。
 糸魚川で高速を降り、大糸線に沿って長野県に入る。空模様が少し気になる。日程については現地位着いてからとのこと。
 お昼まででいいから何とか降らないでとの全員の願いが通じたのか、大町山岳博物館に着いたら雨がやんできた。
 ここで、「たかがり小径組」と「山岳博物館組」と二手に分かれる。

  (俳句)雨晴し釣舟草の登山口    (俳句)千草咲く鷹の幼鳥狩りし山

大町山岳博物館 山岳博物館近くの大きなケルンがある広場 鷹狩山への案内板

 雨具を着てさあ出発。
 横目で植物やキノコを見ながら比較的なだらかな道を進む。
 少し行ったところに分かれ道があった。

 だいぶ歩いたところで自動車の道路を渡る。

  (俳句)細き道白山菊(しらやまぎく)を分け登る (俳句)急登の道の辺茸あちこちに

 山頂へ1.7kmの表示。元気が出てくる。
元気に山頂展望台を目指します 変なキノコも歓迎 緑濃い林で休憩
たかがり小径を進みます 自動車道を横切る 山頂まで1.7km、元気が出る。

  登山用の近道のところで、なんと「入れません」の看板が。
 これを見なかったことにして近道だけど急な道を登る。(伐採工事のためだったらしい。)花々に励まされようやく山頂に到着。 

    (俳句)峯近し松虫草の色清(すが)し 
近道は急だった 近道は伐採地になっていた 鷹狩山山頂に到着

 山岳博物館組とここで合流。
 山頂にの形をしたオブジェがありここは「恋人の聖地」なのだとか。ガスがかかっていてあいにく視界は悪い。晴れていれば、大パノラマの絶景が迎えてくれたのに、残念!

 展望台で昼食を取る。食後はお点前を頂き、一気に疲れが吹き飛んだ。

  (俳句)恋人の聖地山萩ひそと咲く  (俳句)霧流る山を見おろす昼餉の場

晴れていれば大町の市街地の向こうに北アルプスの大展望が(残念) 展望台で昼食
山頂には恋人の聖地と記されたオブジェが
T/Kさんのお点前を頂く 鷹狩山山頂にて集合写真

 その後、金刀比羅社と実物大の御神馬像を見学。まるでいまにも動き出しそうな馬である。馬を奉納できない時、代わりに絵馬を奉納するのだとか。神社への長い石段、ガスのかかった林。神聖な空気が漂っていた。

  (俳句)金刀比羅の御神馬像に山桔梗

神社への長い石段 金刀比羅社 苔むした石灯篭や神聖な漂う林
御神馬再建の碑 実物大の御神馬

 ここからバスで帰路に就く。歩いている時は感じなかったが、急カーブの続く道路を下っていると、400mも登ったことに気づく。

 あとは一路新潟へ。バスに乗ったら雨になり、妙高付近では濃霧であった。
 新潟に着いたら雨も上がり、本当にいい一日であった。今度は花が沢山咲いている季節にまた訪れてみたい山である。

≪登山道で見た花≫
水引草、金ミズヒキ、ツリフネソウ、ママコナ、マツムシソウ、ワレモコウ、ヤマハギ、オミナエシなど