≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜小雨のブナ林散策〜〜〜 |
県内が前日に梅雨入りした翌日の山行だが、朝方は小雨のち曇りの天気予報である。
新潟からの道中は曇っていたが、県立エコセンターに到着すると小雨が当たってきた。
今年は大雪のため例年より遅く6月9日に開園したが、いくつかある散策コースは残雪と倒木のため一部のコースが進入規制されていた。
エコセンターにザックを置き、雨具を着て小雨の中を「悠々の森」のバリヤフリー木道の「ふれあいコース」から散策を開始、滑らないように足元に注意しながら水芭蕉広場に進むと水芭蕉は花を終え、大きな葉っぱとなっていた。
(俳句)湿原は夏鶯の声しきり
|
|
|
|
小雨をついてスタート |
今日はどのコース? |
嗚呼ここだ。ここだ! |
遊歩道の脇に自然観察のために樹木やクイズなどの看板標識が設置してありクイズを解きながら散策することができる。
水芭蕉広場から木道とウッドチップの雑木林の中を進むと野鳥の観察小屋にでるここで休憩。
(俳句) 木道にみぞそばひそと淡き紅
続いて水源は不明であるが澄んだ小川の流れを横に見ながら沼地もある「せせらぎコース」を進み、管理道路を横切ってブナの幼木林の「森の観察コース」を歩く。
(俳句) 水漬く枝山椒魚の卵ゆれ (俳句) せせらぎの道水芭蕉葉の茂り
|
|
|
|
木道が立派です |
新緑がきれい |
♪はぁるの小川がさらさら |
小雨はまだ降り続いているが、もしかして展望エリアからの眺望が見れるかもと淡い期待をして今日のコースで唯一15段ほど登りがある「ヤマネコース」の山道を進むと雨が一時的に強くなってきた。
20分程で頂上に着くがガスのため前方の視界は全くなく来た道を引き返した。 |
|
|
|
ブナ林が素晴らしい |
はや梅雨キノコが |
若ブナ林を歩きました |
|
|
山霧も幻想的です |
|
名残の水芭蕉 |
集合写真(ヤマネコース) |
小雨ではあるが主に林の中を歩いたので雨具が大きく濡れることはなかったが、これ以上の散策は止めて観察小屋からショートカットしてエコセンターにもどり我々以外には来園者はなくセンター建物を貸切っての昼食としました。
(俳句)展望所守門をかくす梅雨の霧 (俳句)山ひだにまだ雪残るやまね道
また昼食後には、恒例のKさんの抹茶をいただきゆっくりの休憩です。
帰路のバスに乗車する時には雨も上がり、センターの職員から見送り受け、途中緑色した水の鏡ケ池の淵にある道の駅「いりひろせ」に立ち寄り、その後は旧栃尾市にある全国名水百選の「杜々の森湧水」で名水を飲み、またペットボトルに詰めたり周辺を散策し予定したトレッキングを終わりました。
(俳句)万緑に柏手響く杜々の宮 (俳句)杜々の森しめなわ古りて梅雨じめり
|
|
|
ランチのひと時 |
|
全員写真(エコセンター) |
名水を一と汲み |
|
|
|
お味はいかが? |
神名備の立話 |
これは何?(瓜の木の花ですよ) |
帰路の途中に栃尾名物の店舗があり、揚げたてを試食し、夕食の一品を買って新潟駅南口に予定より早く到着しました。
|
|
|
|
油揚げ工場見学中 |
お土産に買いました |